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お知らせ & 妊活ブログ 2024年11月 2ページ目

38歳 採卵できない


4年間病院へ通い、来院された方
 
これまで
採卵は8回、一度も凍結できないでいました。
 
採卵は1つの時もあれば、3つの時も
ひとつも取れない時もありました。
 
変性卵や、成熟しないこともよくあり
このままでは・・・
何かしないといけないと思い
当院へいらっしゃいました。
 
採卵までの経過
生理3日目のE2の値は34pg/ml
基準範囲
 
9日目のE2の値は172pg/ml
 
12日目のE2の値は198pg/ml
 
この数値から卵胞の発育をみたときに
生理直後の卵胞は順調に育つようにみられます
後半になると卵胞の成長にブレーキがかかり出している
のが想定できます。
 
そして、採卵前日
卵胞の状態は大きくなっていません。
 
採血はしない期間ですので大きさで判断する時期です。
 
患者さんの特徴は
生理日8日目あたりから卵胞の成長がスムーズでないケースになります。
 
体質によって、卵胞の発育の仕方が違うことをご存知でしょうか。
 
前半は順調だけど後半に育たなくなる
前半をゆっくりだけど、後半一気に成長する
排卵までの卵子の成長がゆっくり
 
それぞれ卵胞の成長の仕方が違います。
 
患者さんはこれまで、自分の卵胞の発育状況を
知りませんでした。
 
検査数値の用紙をもらわずに、口頭だけで
それも良い、よくない、と言われるだけでした。
 
良いと言われると、安心するし、いいならいいかと
思われるでしょう。
 
しかし、良いとしても何が良いのか
大切なことは、良いと言われ採卵までの過程を
知る
ことです。
 
4年間、自分の卵胞の成長するホルモン値や大きさを知らないで受けていました。
口頭で聞いていたのでメモは取っていましたが
それが卵胞の成長と関係する考えはありませんでした。
 
これからは病院へ言って用紙をもらうようにしてもらいました。
鍼灸を開始して2ヶ月目、ホルモン値の変化が見られ、生理後の後半
の卵胞の成長が順調にいく値がでていました。
 
そして、1つ凍結
グレードは4BB
 
それから移植に向けて鍼灸治療9ヶ月目
身体の変化が見え始め、本人も移植したいと希望があり、
 
仕事も忙しい時期ではないので、移植に踏み切りました。
 
そして、妊娠反応
 
移植までの期間については詳細にお伝えできませんが
卵子の質と精子の質を上げるため
とにかく、やれることをやっていただきました。
 
まとめ
38歳ですのでゆっくりはしていられません。でも焦ってはいけません。
ここまで苦労された方ですし、採卵ばかりしていると
卵巣機能も低下してしまいます。
 
できる限り採卵の回数は少なく、
元気な受精卵をつくることを一緒に共有しながら活動しました。
 
卵胞の成長は個人個人違います。
生理から排卵までの卵子の成長過程は知らないで
採卵している方は、検査用紙をもらうまたは数値を聞いてくださいね。
 
病院の良いところは検査が数値でわかることです。
数値がすべて卵胞の発育と関係するわけではありませんが
採卵できない理由がわかる可能性はあります。
 
あなたの卵胞発育の特徴を知ってくださいね。
授かりたいのに授かれない人をゼロにする 


カフェインについて


カフェインについてよく質問されます。
 
妊活してから飲まないようにしています
コーヒーは1日1杯
白湯にしました
 
どれくらい飲んでいいですか・・?
 
 
カフェインいついて

 
カフェインの飲料

コーヒー・紅茶・緑茶・ウーロン茶・最近ではエナジードリンクなど。
茶葉に含まれている成分の一つです。
チョコレートやココアにも入っています。
 
身体の作用

身体で作られるアデノシンの作用はアデノシン受容体に結合して
神経を落ち着かせる作用があります。
 
カフェインはアデノシンの結合を阻害するために神経を興奮させてています。
交感神経優位の働きになります。
 
 
カフェインの効果

交感神経を優位にする作用
例えば、疲労回復・集中力アップ・活動しやすい
香りでリラックス
代謝を上げることになります。
 
よくないとされる作用

不眠、入眠困難・目が覚めやすい
めまい・動悸・不安・下痢・興奮・頭痛
 
どれくらいの量
ハッキリと推奨されている量はありませんので目安になります。
 
カフェイン推奨量は300mgや400mg以下とされています。
1日の量は約200mlカップで2〜3杯にあたります。
200ml中のカフェイン量は120mg程度です。
 
海外ですと1日の量は100mg〜200mgに制限され推奨されています。
 
 
妊活への影響

様々な国の報告からですと
不妊治療に大きな影響は少なく、流産に影響があると言われています。
日常で取るカフェインで身体の働きが変わるので、
その辺りの変化による影響の報告はありません。
 
統計が取れないとも言えますが、
カフェインを夜、摂ることで睡眠の質が下がる、眠れない
 
血液の流れの影響で
卵巣機能の低下・卵胞の発育に影響・子宮内膜の質が低下・着床率低下
など可能性としてはあるかもしれません。
 
男性であれば
精子の質や運動率に影響の可能性
 
必ずこのような作用が起こることではありませんが
可能性のあることは、そうならないようにすることで
妊娠率をさらに下げてしまうことは避けられると考えます。
 
身体の働きや習慣は個人差があルので、自分にあった方法をしましょう。

 
代替飲料

白湯(おすすめ)・麦茶
ハーブティー
水・牛乳
など
 
まとめ
飲料はどのようなものでもか過剰摂取は身体にとって良いことはありません。
とても良く必要な栄養素としてたくさん食べても、
それは良い作用にはならないでしょう。
 
カフェインは悪いことばかりではないので、
良い作用をうまく利用することもしてみてはどうでしょうか。
 
1日の量は
カフェインは1日、2〜3杯でしたら良いと思われます。
 
当治療院の経験からアドバイス
カフェインをまったく取らない生活は必要ありません。
なぜならカフェインをやめて、その後妊娠した方はいないからです。
 
妊娠しない方はそのほかに原因があります。
しかし、
我慢なくカフェインを取らないで生活ができる方はそのままで良いでしょう。
 
よくデカフェはどうですかと聞かれますが
美味しく飲んで、心身とも元気になってほしいので
通常のコーヒーが好みであれば、あらためてデカフェにせず
気にせずに2〜3杯飲んでくださいと伝えます。
 
デカフェが好きな方は飲んでくださいね。
 
気にかけてほしいこと
空腹のコーヒーは避けてください
着床時期は少なめに
生理初期も少なめに
過剰接種は避けてください。
 
どうしてもカフェインが気になる方は取らないでもいいですし
我慢を続けるようでしたら時々飲んでも良いと思います。
 
身体に、こころにカフェインを効果的に作用として身につける方法を考えると
妊活に良い影響をもたらすと思います。
 
基本はおいしく、食べて、飲みましょう。
食欲は元気の源です。
そして、日常の生活は楽しく
 
毎日の妊活をおふたりで乗り越え、新たな家族の生活を楽しんでくださいね! 


FSH を下げる経穴


生理直後の採血検査にある
FSH (卵胞刺激ホルモン)
 
下垂体前葉の性線刺激ホルモン産生細胞。
 
作用は
・卵胞の成熟を促す
・LHと協調して卵胞ホルモンの生成と分泌
・男性では精子形成
 
基準値は生理直後:3〜10mIU/mL
10以上の場合は、E2の値も比較しながら
病院ではホルモン調整の処方です。
 
FSHが高いのはどういうことかというと
卵胞の育ちが良くない状況です。
 

このFSHの値が上がるのは
 
卵胞に大きくな〜れ、大きくな〜れと
指示を出しているだからです。
そうしないと、生理周期という本来の人間の作用に
影響してしまうからです。
 
同様に卵胞の質にもあまり良くない影響となるケースがあります。

 
FSHを下げる方法
病院では主に投薬です。作用はいっときの場合があり
服用しない周期は再びFSHが上がることもあります。
 
卵巣機能が低下していれば、以前と同じように卵胞を育てることは難しいですが
ある程度安定した変化の少ない体質に変わる可能性はあるでしょう。
 
もともと、卵巣機能が高い方で、生活習慣により低下した方は
改善しやすい傾向にあります。
 
今回は生活習慣ではなく、経穴作用から改善をご紹介しますね。
当院も治療に使用している経穴です。
 
鍼灸治療の作用
FSHが高くなった理由は卵胞の発育です。
エストロゲン作用を卵胞の働きを促すための血流と反応をあげる。
FSHを下げる作用
自律神経を調整
 
 
経穴の場所
 
三陰交:内くるぶしから指3本上
太谿:内くるぶしから指1本分下アキレス腱側のくぼみ
合谷:手の親指と人差し指の間のふくらみ
太白:足の親指内側から母指球に向かい膨らみの先のへこみ
 
この4つをセットで行うことで
補腎活血行気、整ホルモン、卵胞補成の作用があります。
 
ひとつでは違う効果になりますので、必ずこの4つを刺激します。
 
刺激は本来、鍼が効果的ですが
自宅でできる方法は
指で押圧します。
 
3〜5秒押圧、5秒休みを10回
一日1〜3セット
 
強く押圧すると経穴の反応が下がるので
心地よい強さにしてください。
 
期間は3ヶ月間以上、行ってください。
根気よく続けることで体質に変化に現れる作用です。
人間の身体の自然な働きに順次ています。
 
卵胞の質は妊娠率に、直接関係します。
生理直後から卵胞に成長が見られないと、
排卵のLHサージが起こりづらくなります。
 
さらに内膜の成長にも影響があります。
 
生理の始まりはとっても大切な時期です。
生理初期から働きが整い、スムーズに成長することで
卵胞の質に良い大きなきっかけになります。
 
 
まとめ
病院の検査の数値を理解しましょう。
今回のFSHは卵胞の発育の検査になります。
高い数値ですと卵胞の成長が順調でないことが想像できます。
その時にE2の値も比較します。
 
病院の服薬で一時的に下げることがありますが、卵胞の質は別です。
経穴の刺激はご本人の体の生理作用を活発にして
卵胞の働きを促します。卵胞の質に作用します。
 
どちらが正しいということではなく、病院と鍼灸はアプローチが異なります。
あなたにあった方法は必ずあると理解してくださいね。
 
個人差はありますが、病院の治療だけで妊娠する方もいらっしゃいます。
 
大切なことは、自分の身体を知って
どうしたらよくなるのか
どうしたら妊娠できるのかを
知恵と行動することです。
 
そのために、検査の数値は把握しておきましょう。
当治療院は数値の意味とこれから改善する方法を
アドバイスやをしたり、適した方法を一緒に考えています。
 
 
「授かりたいのに授かれない人をゼロにする」 


期間を決めて


初回の体験施術の時
 
「あと1年間授かれなければやめようと考えています」
 
それはどうしてですか?
 
「3年以上やってきて、疲れてきました」
「それと、お金も心配です」
 
当院の来院前に3年8ヶ月経過していました。
 
ご主人はどうお考えですか
 
「主人は私の考えに任せる」
 
そのことを聞いてどう思いましたか
 
「いつもそうなんで、相談というより確認です」
 
それで、どう思いましたか
 
「私ばかりがんばっていて、いいのかな〜?、疲れてきた・・」
「だから、もうやめた方がいいかな〜と思いました」
 
ひとりで頑張って妊活をしている方はとっても多いです。
この場合、ご主人の考えは
なんでも協力するから言ってね・・・、
と奥様まかせ。
 
この関係性で3年以上がんばってきたことは、
よくやってきた方ですね。
 
わたしからは
これからのことを考え、希望を叶えるために
やってほしいことがあります。
 
・期限を決めない
・ご主人に正直な考えを伝える
・ご主人の正直な考えをきく
・ふたりの生活を今後どうしたいのか共有しましょう
 

今回は
「期限を決めない」について触れますね。
 
期限を決めないというと、いつまでも不妊治療をする印象だと思われます。
そうではありません。
 
期限を決めなくてはいけない時もあるかもしれませんが
やはり決めないでください。
 
そ理由は
期限は妊娠を諦めるための理由にしてしまうからです。
それは潜在意識で感じているので、本人は気づかないでいます。
 
潜在意識の話に今回は触れませんが
どういうことかというと
 
残り期間12ヶ月とします。
最初の6ヶ月間は期限があるから一生懸命です。
 
残りの6ヶ月になると
こころの雰囲気は残り少ないからそろそろだなぁ〜と思い始めます。
 
その瞬間から以前のような一生懸命な気持ちや活動が低下した
心境に変わっています。
 
残り3ヶ月になるとあきらめる準備が、本格化されます。
この期間は妊娠するかもしれませんが、確率は下がっています
 
下がっている中で妊活はどうでしょうか。
希望が叶うでしょうか?
 
妊娠は医学的な基準が必要ですが
妊娠する体の働きや活動には気持ちが決めています。
 
両方のバランスを整えながら妊活をすると
希望が叶う結果につながります。
 
年齢を考えると期限を決めないで妊活をすることも
現実的ではないことも理解しています。
 
わたしたちがお伝えするのは
毎日の妊活をできる限り行うことです。
毎日の積み重ねが結果になります。
 
そして、悔いのない妊活をしてほしい。
それも結果につながりやすくなります。
 
そうしていると、もうやり切った!と感じる時がきます。
その時に、どうするかをふたりで考え、決められることを
おすすめしています。
 
どなたでも、妊娠する可能性はあります。
医学的な基準を満たしている
基礎体温は2層
排卵して、精子は良好
 
これだけ揃っていれば、妊娠の可能性はあるんです。
その可能性があるのに、期限を決めてやめてしまうことは
 
おふたりのところに生まれたいと思っている
赤ちゃんの声に応えられないでいます。
 
むやみに続けることはおすすめいたしませんが
可能性を自分で無くすようなことは避けたいですね。
 
今回のおふたりは、
赤ちゃんへの気持ちはまだ大きいようなので
お話をさせていただきました。
 
それから鍼灸治療を開始して、
11ヶ月目に妊娠され、出産も終えました。
このような事例がたくさんあるので、
赤ちゃんを呼んであげられるようにしてくださいね。
 
 
まとめ
毎日できる限り、悔いのない妊活をしましょう。
それが結果につながります。
期限はいつでも決められます。
 
何もせず続けることはおすすめしません。でも
あかちゃんへの想いがおふたりにあるようなら、
力を合わせて活動しましょう。
 
これからのことや治療のこと、妊活に関係することだけではなく
他のことも共有することをしてくださいね。
 
赤ちゃんはひとりでは授かれなません。
応援しています!!
 
毎日の妊活をおふたりで乗り越え、新たな家族の生活を楽しんでくださいね! 


夫から言われ・・・妊活やめます


当院へ通い始めて、6ヶ月目のことです。
 
電話で
妊活をやめます・・・
 
突然のことでした。
当院へ来る前に3年間妊活をしていました。

そして、最後に気になることすべてしようと思い
当院へ来られました。
 
とても意欲的でした。
 
わたしは何があったのだろうと思いました。
 
電話の先では泣いていました。
 
泣いていたので、
電話では話を聞くことはできないので、よかったら
話を聞かせていただける日にちは取れますか?
 
「明日は行けます」
 
明日、当院へお越しいただくことになりました。
 
やめたいと意思を表しているので、そのままでも良いのですが
ご縁があり当院へお越しいただいた方
悔いのない妊活をしてほしいので
可能な限り対応することを心がけています。
 
話の内容は
病院へ行く話をしたら、突然、ご主人はそこまでしたくないという考えでした。
 
だから、もうやめますとなったんですか
と聞くと
 
「そうです」
 
 
妊活で大変なことの一つが
ふたりで活動をすることです。
 
今回のように意見が合わないご夫婦はたくさんいらっしゃいます。
 
やめる決断をする時に
最終的に決めるのは、ご主人の意見が認められるケースが多くあります。
 
どちらの意見を取り入れ、決めるかはご夫婦の関係性次第ですので
どちらでも構わないことですが
 
ここで、当院が聞くことは
 
このままやめて、後悔はありませんか?
今日までやり切って来られましたか。
 
そのようであれば、ご主人の意見を受け入れてはどうでしょう。
 
でも、あなたが赤ちゃんへの思いとやり切っていないことがあるのであれば
もう一度、ご主人と話し、お互いの意見を言い、聞くことをしてください。
 
それは、例えば、
 
「病院へいくほどしたくない」とご主人の言葉は
大まかな表現です。
 
「病院へ行くほどしたくない」ということは
どういうことなんでしょう。
 
病院へいって、女性の体に負担かけたくない
病院へいって、お金を使いたくない
病院へいって、時間が取られるからどこにも行けない
など、
その言葉の意味を聞くことです。
 
一般的に「病院へ行くほどしたくない」と聞いたら
そこまでしたくないから仕方ないと考えるでしょう。
 
これは、話を聞いていないことになってしまっています。
 
「病院へ行くほどしたくない」という意味を
聞いた奥様が「やめる」という言葉に強く反応してしまうからです。
結果だけが印象に残ります。
 
そして、やめないといけない、という判断になります。
 
当院は「後悔」はしてほしくない
これはとっても大事ですので必ず伝えます。
 
それは、妊活をやめた後にも、おふたりにとって
やり切ったことの意味がこれからお二人の時間に
豊かな時間となると考えているからです。
 
その後、ご夫婦は1ヶ月かけて3回話し、
ご主人は「やめたい」のではなく
自分も奥さんも年齢が高いから、育てられるか心配だったようです。
 
それをお互い共有したことで、妊活が再開されました。
 
それから、鍼灸治療10ヶ月目に体外受精で妊娠
翌年に出産を終えました。
 
当院へとても元気な赤ちゃんを連れてこられました。
ご夫婦に感謝!
 
まとめ
今回のようにおふたりの考えがわからずに
突然の言葉にびっくりするケースがあります。
妊活はふたりで行うことが必要です。
自分の考え、ご主人の考えを共有することは定期的にしたほうが良いでしょう。
 
そうでないと
女性が一人で妊活をしていることになりかねません。
 
いろんなご事情があるのは承知しています。
 
その上であえて当院は、これからの先のことを共有しながら
話し合いをお勧めしています。
 
しかし
話し合いになりづらいご夫婦もいらっしゃいます。
その場合は、必要最低限の協力を得ながら、活動をすることが
余計なストレスがかからずに済むかもしれません。
あまりオススメはしませんが、それもお二人の関係性です。
 
話は結論を出すための話し合いは必要な時だけにすることも大事です。
 
ふたりが協力体制だと
女性の負担が軽減し自律神経の安定が見込め
卵胞の質に良い影響となります。
 
妊娠率が上がり流産の予防になる
お互いを知ることは子育てにも良いことになります。
 
毎日の妊活をおふたりで乗り越え、新たな家族の生活を楽しんでくださいね! 


病院の受け方で変わる


すでに病院へ行かれましたか。
それとも考えているところでしょうか。
 
病院の受診の仕方で、妊娠率に変わりがあるので
お伝えしますね。
 
最初に
半年、タイミング法で思ったように授かれない場合は
病院へ行きましょう。

 
・病院だからわかること
 
基本的なホルモン値
構造(卵管や子宮)
筋腫や内膜症など
確認できます。
 
自覚症状がないので、検査をしないとわかりません。
病院のありがたいところですね。
 
特に
採血は数値で
画像検査(エコーや内視鏡)は視覚で確認できるのでとってもわかりやすいです。
 
そして治療をすぐ受けることができます。
ほとんどの方は、ホルモン値は安定するでしょう。
 

・説明を受ける

自分の体はどうなっているのか、担当医から説明を受けます。
 
詳しい説明をくれる時と
大まかな説明の時があります。
 
これは、病院体質もあれば、医師の考えや性格でも変わります。
このことを理解して受診されると
聞きたいことが聞けると思います。
 
病院はひとりにかける時間が短いです。(その一つは保険診療のため)
そのため、必要なことだけの説明になるでしょう。
 
医師は、例えば細かく説明すると理解できなかったり、
混乱したりする可能性があるからとした考えです。
 
性格は医師も人間です。丁寧な人、早い人、話の整理が上手い人
時間を大切にする人、臨床より研究が好きな人
それぞれだからです。

 
・初診はご夫婦で

病院により受けられないところはありますが、
できる限り初診はお二人で受けましょう。
 
医師の説明はふたりで聞くことで、理解の仕方が違うからです。
一人ですと、聞くことばかりに気がとられ、
わからないことや言葉の意味などを聞き逃すからです。
 
質問することはできないでしょう。
 
初めてのことです。
医師と一対一は誰でも緊張するもの。
 
二人いれば、緊張感も半分になります。
また、男性のことも会話にあるので、男性も直接聞くことで
自分こととして聞けるでしょう。
 
医師の話にはヒントがあります、余裕をもって聞けるようにしてみましょう。

 
・定期受診でも検査数値は知りましょう

病院によっては検査結果用紙をいただけない場合はあります。
 
例えば、経費節約、人手不足、説明は口頭で十分など
病院側の理由があります。
 
特に定期受診ですと、「大丈夫」「良くなった」と
大まかな言葉で終わります。
 
何が「大丈夫」なの・・
忙しそうにしている医師ですと、聞きにくいと感じてしまいます。
一度、聞いてみると次も聞けるようになるので、最初の一回目は
勇気をもって聞いてみてください。
 
二人の時の方が聞きやすいかもしれませんね。

 
・治療の希望を決めておく

病院の説明を受けて、これからの妊活方向を決める場合があります。
検査しないとわかりませんので、その時は医師と相談して決めましょう。
 
そうはいってもおふたりのご都合もあると思います。
今はどのような治療を受けたいのか決めておきましょう。
 
タイミング法、人工授精、体外受精
それぞれの理由。
 
決めていかれると、医師の説明もわかりやすくなります。
医師もアドバイスをくれるかもしれません。
 
 
・妊娠率を上げる関わり方をそれぞれお話しします。
 
「病院だからわかること」
 
人の体は医学で全て理解されているものではありません。
ホルモン値が基準値であっても卵子が成長しない
採卵してみたら大きさは良いが空胞だった
LHサージのホルモン値上昇があっても、排卵したのかわからない
着床後の子宮の働き
など、一部でしかわからないことばかりです。
 
検査数値は基準値にあることが望ましいです。
しかし、ご自身の体の生理作用とホルモンがどのように
働き、関わっているのを知ることが必要になります。
それが検査したことで結果につながります。
 
 
「説明を受ける」
大まかな説明にはシンプルな良い面もありますが、
自分の体のことを自分が変わっていると、対策をたてられます。
 
大まかな表現を聞いた時、「どういうこと?」と
思われることがあるでしょう。
そのことに気づき、聞くことです。
 
そこに気づくことがとっても大切なところです。
それが、自分の体をわかりやすく理解できる様になります。
 
また、治療が医師任せにならないでいられます。
委ねるところは委ねますが赤ちゃんを授かることができるのは
おふたりだけです。
 
医師とともにその日が来るまで一緒に歩んでいく気持ちでいてください。
 
「初診はご夫婦で」
初めての病院、医師、治療なので緊張します。
これからの妊活を乗り越えるためにも、
医学知識やお互いの意思を共有しましょう。
 
医師から説明はその場で聞くことで、捉え方が変わります。
女性が聞いたことを自宅でご主人へ説明するとでは
内容の質に違いがでてしまいます。
 
妊活はふたりの希望を叶えることです。
そのためにも共有しながら活動することが必要なことです。
 
「定期受診でも検査数値は知りましょう」
自分の体がどうなっているのだろうが
はっきりわかるので
数値はできる限り用紙でもらいましょう。
 
口頭のみの病院でしたら、メモしましょう。
 
その蓄積した変化が次の対策になります。
 
何が大丈夫で、何が良くなったのかはわかりません。
せっかく検査を受けたので何が変わったのかの結果は知りたいもの
そしてそれがこれから先にどういい影響になるのかを知ると
次への意欲にもなりますよね。
 
定期受診は良いところはそこです。
変化を知れることで、妊娠率が上がります。
 
継続は力なり!
 
「治療の希望を決めておく」
おふたりで話すことが必要ですね。
その時間をつくることも妊活です。
 
こう思っているだろう・・
とお互い思い込んで話さないと、いつしかギクシャクします。
 
それは妊活がうまくいっていない時ほど起こります。
 
難しい決断で少なくして
時間や仕事、予算などお互い理解しながら
どうしていきたいのかなど希望や雑談にしてください。
 
早くお子さんが欲しい
体外受精はまだ
仕事が忙しいから、タイミング法から
 
ご夫婦でもそれぞれの都合があります。
大きな方向性だけは決めておき
柔軟に対応しながら受けていかれるようにしていかれると
妊活の負担が軽くなります。
 
・まとめ
病院を受診し、自分の体を数値や画像で知ることは
しておきましょう。
医学的な根拠はあった方が良いです。
 
しかし、全て医学でわかることはできません。
それは、人の体には生理作用という働きがあるからです。
 
体に必要な物質があっても、その作用の働きで生命は成り立っています。
自分の体を知ることで、対策ができる、そして病院に依存しない
ふたりが主役の妊活になります。
 
二人で乗り越えるには共有です。
それぞれの都合はあるものです。
 
妊活は継続が大きな力となります。
気持ちが落ち込んだりして、もうやめたい
と思われることがあるでしょう。
 
でも、赤ちゃんはあきらめることはできません。
病院へ通い、体に気遣い、気持ちは共有しながら
継続していけるようにしましょう。
 
 
授かりたいのに授かれないご夫婦をゼロにする! 

採卵の数は多い方が良い?


生殖補助医療(ART)の治療のひとつ
体外受精(IVF)
 
IVFで一番大変なのは
「採卵」です。
 
受診し、服用しながら自己注射をしながら卵子を生育
採卵の少し前の受診、スケジュールが決まり採卵日を向かえる。
 
当日はご主人と病院へ、または精子を持ち込み、
精子に影響ないように出来る限り早く病院へ持参。
 
そして、診察待ち
採卵は痛みを伴うことがある(数が多いと腫れる)
そして受精の段階へ。
 
大まか一通りの流れをみても
いくつもの段階を踏みながら、採卵日を迎えます。
 
経験した方は多くいらっしゃることでしょう。
仕事を休んだり早く終えたりとする場面もあったでしょう。
 
 
こんなに頑張ったんだから、採卵は多く取りたくなるものですよね。
それが自然だと思います。
 
病院の治療方針によりますが、なるべく多く摂ることが推奨されます。
もちろん、AMHの値が低いとか、低刺激の病院は
多く取ることはいたしません。
 
そして、
多く取れた方の妊娠率は上がると一般的には思われています。
確かにその一面はありますが、
そうとも言えないことがあります。
 
強刺激により10〜15個育ち、採卵されたのは10個、
その10個の内容はそれほど良くないことがあるからです。
 
受精卵にグレードをつけたとして
A Aふたつ並べば妊娠率は高いでしょう。
 
しかし、AB、BB、BC、ですとそれぞれに違いが出てしまいます。
 
10個のうち、グレードが良いのが1つだったら、
妊娠率は決して高くはありません。
 
そして、卵巣の負担が大きく卵巣機能が低下する可能性があります。
採卵は卵巣に大きな負担をかけます。
 
そして、移植にも回数制限があるので、10回移植できるわけではありません。
 
回数の中で妊娠することを考えないといけないんです。
自費を覚悟していれば、いいのですが・・・。
 
そのために、大事なことは
「受精卵の質」です。
 
1〜2つの凍結卵の質が良いと、妊娠はスムーズにいくことが多くあります。
一般的にたくさん欲しいと思いがちですが
もう一度、妊娠そして出産を終えられるには、どのようにすれば
希望が叶うのか考えてもいいかもしれませんね。
 
一番良いのは
質が良い受精卵をたくさん凍結できることです。
 
そうすれば低回数の移植で妊娠をする可能性が上がります。
 
採卵日に向け、頑張って、採卵して精子の質が良い
受精卵を凍結できれば、あとは移植だけ。
 
ひとつひとつが大切なプロセスです。
 
採卵の3ヶ月前から、体質を変えることをしてくださいね。
焦らずに、毎日を悔いなく活動、楽しく過ごす
これを続けると結果がついてくることを
当院は経験しています。

 
まとめ
強刺激で多く採卵することは体の負担は大きくなります。
病院の考えはたくさん取れるようであれば、取れるように治療をします。
質の良い受精卵を多く凍結できることが一番望ましい。
 
そして、
妊娠率を上げること、流産をしない体つくり、
病院の治療効果を上げる
 
このことを意識して
毎日の妊活を悔いのないようにしてくださいね。
応援しております!
 
授かりたいのに授かれないご夫婦をゼロにする 


明日、判定日で眠れない


移植して2週間経過
明日、判定日。
 
ドキドキして昨日は眠れませんでした。
 
判定日を向かえた患者さん。
 
結果は
陽性!!
 
初めての陽性反応でした。
 
眠れなかったのは、昨日だけではなかったようです。
話を聞くと、毎日、仕事中、帰宅しても気になっていて
早く、知りたいとズ〜ッと頭から離れませんでした。
 
この患者さんは
採卵が4回目で凍結卵を3つ保存されました。
 
今までの経過からすると。3つはすごい!
それまで空胞などでひとつも凍結できなかったからです。
 
原因は、精子もありました。
それでも、諦めずに続けてきた結果です。
 
これまでの経過からすると
身体の作用は着床の簡単ではないと想像されます。
 
ご本人も感じていました。
 
このように、妊活は不安がたくさん存在します。
その時に、自律神経の働きを整え着床によい作用を起こしてほしい
と思うので自己判定をしてみては、と声をかけます。
 
そのほうが睡眠を取れるかもしれませんね。
 
しかし、自己判定に抵抗がある方もいらっしゃいます。
その場合は、眠れないけど待つことがベストでしょう。
 
結果が良ければ、少し安心できるかもしれませんが
良くない場合は、やはり眠れないかもしれません。
 
自己判定をする方は、病院へ行ったときに
落ち込まないようにと思い行います。
 
 
落ち込む気持ちはとってもわかります。
結果は怖いです。
自分を守ることが必要であれば、身体もこころも
負担が少なく済みます。
 
希望が叶う、叶わないという結果を知ることは
誰でも怖いものです。
 
怖いものを正面から向き合えれば、そのままで良いでしょう。
しかし、向けない時もあります。
 
そんな時は、素直に自分の気持ちを大切にして
自分らしくいられることを選んではどうでしょうか。
 
そして、次の採卵や移植をするときに
重たくならずに、次を始めやすくなります。
 
我慢して、我慢しての繰り返しは
自分へストレスとなり、
我慢することが、妊活と認識してしまいます。
 
ある程度の我慢は良いのですが、
我慢を我慢で終わらないことが
大切なんです。
 
移植から判定日までは、時間が長く感じるでしょう。
そのことを自分の中だけに置いておかずに、
ご主人に話しをしましょう。
 
聞いてもらえないと言われる方もおります。
もしそうだとしたら、
話すことであなたが楽になればしましょう。
 
余計にストレスになる場合は、やめておきましょう。
理解してもらおうという考えはなくしてくださいね。
 
それはどうしてかは、いつかお話しさせていただきます。
あなたが楽になる方法をしてくださいね。
 
 
話せる相手は限られていますが、
当院もそのひとりになります。
けっして当院へ来てくださいということではなく
妊活は一人でするものではありません。

まとめ

自律神経を整えると、着床率が良くなるケースが多いので
病院行く前の検査はひとつの方法。

事前検査に抵抗がある場合は、眠れないでも、大丈夫!大丈夫 !
と言ってあげましょう。

言葉には力があります。

少しでも判定までのストレスを軽減するには
話すことも良いです。

ご主人、話せる方、不妊専門の当院 
解決策はいろんな方の知恵や方法をかりて
ご夫婦ふたりで活動するものだからです。


 
妊活の過ごし方を詳しく知りたい方は
体験施術にお越しください。
 
そこでは不妊の原因や妊活方法、病院などについて
改善方法をお伝えしております。こちらからお申し込みください。
 
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http://www.saitama-harikyu.jp/inqfm/general/
 
 
毎日の妊活をおふたりで乗り越え、新たな家族の生活を楽しんでくださいね! 


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