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お知らせ & 妊活ブログ 妊活日記: 2024年11月

妊活が中止になりました


妊活は始めたら、希望が叶うまで続けることが良いです。
それは、いつ妊活ができなくなるのかわからないからです。
 
もちろん、いっとき休養という選択肢があっても
良いです。
 
それほど妊活は体力と気力が必要だからです。
 
それがわかっているのになぜ、続けることを
お伝えしているのか。
 

当院へ来られて5ヶ月目の患者さん
 
「2ヶ月後に妊活をやめることになりました」
 
どうされたのですか
 
「主人が転勤になりました」
 
どちらへ
 
「〇〇島です」
 
そこは離島でした。
 

特殊な仕事で、人と会わないようにした業務なようです。
 
凍結卵はなく、半年前に一度、移植をされていました。
 
今後、妊活はどうしますか。
 
「単身赴任になるので、6ヶ月は会えません、
タイミングが取れる時があればと思っています」
 
そうでしたか。
 
単身赴任の期間は3年間。
約6回、会える計算。
 
離島へ行くことはできますか。
 
「まだわかりませんが、できるかもしれません」
 
このように、今まで当たり前のようにできていた妊活が
いきなりできなることがあります。
 
半年ぐらいできなくなるご夫婦は意外と多くいらっしゃいます。
 
今回のご夫婦は転勤ですが
他にご主人またはご本人が入院しました。
内膜症が大きくなっていたので手術を受ける。
(この話はいつかしますね)
 
妊活が長いご夫婦では、ある時これからの話をした時
ご主人はやめたいと言い出すケースがあります。
 
病院へ通い6ヶ月間、妊娠反応がない場合は
他の原因を見つけること
をしましょう。
 
何もせずに、病院だけに委ねた妊活は
時間が長くなることがよくあります。
 
1周期ごとできることはしていく、
そして、毎日の生活習慣を整える
病院へ通い仕事の負担があれば軽減する
など何か変えることしてください。
 
不妊治療で大切なことは「時間」です。
明日、妊活ができなくなるかもしれなません。
 
脅かすわけではありません。
自分にも起こる可能性はありますが、そうならない可能性もあります。
なので、毎日の妊活は必要なことは行うことが大事なことです。
 
時間が経過すると年齢も1ヶ月ごとに増えます。
これも、時間が経過してしまうひとつの原因になるかもしれません。
 
人生は思いもしなかったことが起きるものですよね。
そう考えてしまうと、心配になります。
 
でも、起きないこともあります。
先のことはわかりません。
 
だから、今日を、今を大切にした妊活をしてください。
いつも応援しております。
 
ご夫婦の治療はご主人に会えた時に万全の準備をしておくために
治療は継続しました。

定期的に排卵はされていたので、どちらかというと子宮に問題はあったので
治療の目的は子宮環境を整えることにしました。
 
転勤されてからは
3ヶ月ごとに会えることになりました。
ご主人が帰宅したりご本人が行ったりしながら
会えるような体勢でした。
 
それから、10ヶ月目の時、タイミング法で妊娠されました。
実は単身赴任により、ご主人と離れる時間ができたことも
良かったようです。
 
「寂しい時もあったけど、時間が自由に使える時があるので
楽でした」
とおっしゃっていました。
 
これも赤ちゃんが与えてくれたことだと思いました。
授かることは赤ちゃんが与えてくれたご縁みたいなものかもしれませんね。
おめでとうございます!! 


期間を決めて


初回の体験施術の時
 
「あと1年間授かれなければやめようと考えています」
 
それはどうしてですか?
 
「3年以上やってきて、疲れてきました」
「それと、お金も心配です」
 
当院の来院前に3年8ヶ月経過していました。
 
ご主人はどうお考えですか
 
「主人は私の考えに任せる」
 
そのことを聞いてどう思いましたか
 
「いつもそうなんで、相談というより確認です」
 
それで、どう思いましたか
 
「私ばかりがんばっていて、いいのかな〜?、疲れてきた・・」
「だから、もうやめた方がいいかな〜と思いました」
 
ひとりで頑張って妊活をしている方はとっても多いです。
この場合、ご主人の考えは
なんでも協力するから言ってね・・・、
と奥様まかせ。
 
この関係性で3年以上がんばってきたことは、
よくやってきた方ですね。
 
わたしからは
これからのことを考え、希望を叶えるために
やってほしいことがあります。
 
・期限を決めない
・ご主人に正直な考えを伝える
・ご主人の正直な考えをきく
・ふたりの生活を今後どうしたいのか共有しましょう
 

今回は
「期限を決めない」について触れますね。
 
期限を決めないというと、いつまでも不妊治療をする印象だと思われます。
そうではありません。
 
期限を決めなくてはいけない時もあるかもしれませんが
やはり決めないでください。
 
そ理由は
期限は妊娠を諦めるための理由にしてしまうからです。
それは潜在意識で感じているので、本人は気づかないでいます。
 
潜在意識の話に今回は触れませんが
どういうことかというと
 
残り期間12ヶ月とします。
最初の6ヶ月間は期限があるから一生懸命です。
 
残りの6ヶ月になると
こころの雰囲気は残り少ないからそろそろだなぁ〜と思い始めます。
 
その瞬間から以前のような一生懸命な気持ちや活動が低下した
心境に変わっています。
 
残り3ヶ月になるとあきらめる準備が、本格化されます。
この期間は妊娠するかもしれませんが、確率は下がっています
 
下がっている中で妊活はどうでしょうか。
希望が叶うでしょうか?
 
妊娠は医学的な基準が必要ですが
妊娠する体の働きや活動には気持ちが決めています。
 
両方のバランスを整えながら妊活をすると
希望が叶う結果につながります。
 
年齢を考えると期限を決めないで妊活をすることも
現実的ではないことも理解しています。
 
わたしたちがお伝えするのは
毎日の妊活をできる限り行うことです。
毎日の積み重ねが結果になります。
 
そして、悔いのない妊活をしてほしい。
それも結果につながりやすくなります。
 
そうしていると、もうやり切った!と感じる時がきます。
その時に、どうするかをふたりで考え、決められることを
おすすめしています。
 
どなたでも、妊娠する可能性はあります。
医学的な基準を満たしている
基礎体温は2層
排卵して、精子は良好
 
これだけ揃っていれば、妊娠の可能性はあるんです。
その可能性があるのに、期限を決めてやめてしまうことは
 
おふたりのところに生まれたいと思っている
赤ちゃんの声に応えられないでいます。
 
むやみに続けることはおすすめいたしませんが
可能性を自分で無くすようなことは避けたいですね。
 
今回のおふたりは、
赤ちゃんへの気持ちはまだ大きいようなので
お話をさせていただきました。
 
それから鍼灸治療を開始して、
11ヶ月目に妊娠され、出産も終えました。
このような事例がたくさんあるので、
赤ちゃんを呼んであげられるようにしてくださいね。
 
 
まとめ
毎日できる限り、悔いのない妊活をしましょう。
それが結果につながります。
期限はいつでも決められます。
 
何もせず続けることはおすすめしません。でも
あかちゃんへの想いがおふたりにあるようなら、
力を合わせて活動しましょう。
 
これからのことや治療のこと、妊活に関係することだけではなく
他のことも共有することをしてくださいね。
 
赤ちゃんはひとりでは授かれなません。
応援しています!!
 
毎日の妊活をおふたりで乗り越え、新たな家族の生活を楽しんでくださいね! 


夫から言われ・・・妊活やめます


当院へ通い始めて、6ヶ月目のことです。
 
電話で
妊活をやめます・・・
 
突然のことでした。
当院へ来る前に3年間妊活をしていました。

そして、最後に気になることすべてしようと思い
当院へ来られました。
 
とても意欲的でした。
 
わたしは何があったのだろうと思いました。
 
電話の先では泣いていました。
 
泣いていたので、
電話では話を聞くことはできないので、よかったら
話を聞かせていただける日にちは取れますか?
 
「明日は行けます」
 
明日、当院へお越しいただくことになりました。
 
やめたいと意思を表しているので、そのままでも良いのですが
ご縁があり当院へお越しいただいた方
悔いのない妊活をしてほしいので
可能な限り対応することを心がけています。
 
話の内容は
病院へ行く話をしたら、突然、ご主人はそこまでしたくないという考えでした。
 
だから、もうやめますとなったんですか
と聞くと
 
「そうです」
 
 
妊活で大変なことの一つが
ふたりで活動をすることです。
 
今回のように意見が合わないご夫婦はたくさんいらっしゃいます。
 
やめる決断をする時に
最終的に決めるのは、ご主人の意見が認められるケースが多くあります。
 
どちらの意見を取り入れ、決めるかはご夫婦の関係性次第ですので
どちらでも構わないことですが
 
ここで、当院が聞くことは
 
このままやめて、後悔はありませんか?
今日までやり切って来られましたか。
 
そのようであれば、ご主人の意見を受け入れてはどうでしょう。
 
でも、あなたが赤ちゃんへの思いとやり切っていないことがあるのであれば
もう一度、ご主人と話し、お互いの意見を言い、聞くことをしてください。
 
それは、例えば、
 
「病院へいくほどしたくない」とご主人の言葉は
大まかな表現です。
 
「病院へ行くほどしたくない」ということは
どういうことなんでしょう。
 
病院へいって、女性の体に負担かけたくない
病院へいって、お金を使いたくない
病院へいって、時間が取られるからどこにも行けない
など、
その言葉の意味を聞くことです。
 
一般的に「病院へ行くほどしたくない」と聞いたら
そこまでしたくないから仕方ないと考えるでしょう。
 
これは、話を聞いていないことになってしまっています。
 
「病院へ行くほどしたくない」という意味を
聞いた奥様が「やめる」という言葉に強く反応してしまうからです。
結果だけが印象に残ります。
 
そして、やめないといけない、という判断になります。
 
当院は「後悔」はしてほしくない
これはとっても大事ですので必ず伝えます。
 
それは、妊活をやめた後にも、おふたりにとって
やり切ったことの意味がこれからお二人の時間に
豊かな時間となると考えているからです。
 
その後、ご夫婦は1ヶ月かけて3回話し、
ご主人は「やめたい」のではなく
自分も奥さんも年齢が高いから、育てられるか心配だったようです。
 
それをお互い共有したことで、妊活が再開されました。
 
それから、鍼灸治療10ヶ月目に体外受精で妊娠
翌年に出産を終えました。
 
当院へとても元気な赤ちゃんを連れてこられました。
ご夫婦に感謝!
 
まとめ
今回のようにおふたりの考えがわからずに
突然の言葉にびっくりするケースがあります。
妊活はふたりで行うことが必要です。
自分の考え、ご主人の考えを共有することは定期的にしたほうが良いでしょう。
 
そうでないと
女性が一人で妊活をしていることになりかねません。
 
いろんなご事情があるのは承知しています。
 
その上であえて当院は、これからの先のことを共有しながら
話し合いをお勧めしています。
 
しかし
話し合いになりづらいご夫婦もいらっしゃいます。
その場合は、必要最低限の協力を得ながら、活動をすることが
余計なストレスがかからずに済むかもしれません。
あまりオススメはしませんが、それもお二人の関係性です。
 
話は結論を出すための話し合いは必要な時だけにすることも大事です。
 
ふたりが協力体制だと
女性の負担が軽減し自律神経の安定が見込め
卵胞の質に良い影響となります。
 
妊娠率が上がり流産の予防になる
お互いを知ることは子育てにも良いことになります。
 
毎日の妊活をおふたりで乗り越え、新たな家族の生活を楽しんでくださいね! 


明日、判定日で眠れない


移植して2週間経過
明日、判定日。
 
ドキドキして昨日は眠れませんでした。
 
判定日を向かえた患者さん。
 
結果は
陽性!!
 
初めての陽性反応でした。
 
眠れなかったのは、昨日だけではなかったようです。
話を聞くと、毎日、仕事中、帰宅しても気になっていて
早く、知りたいとズ〜ッと頭から離れませんでした。
 
この患者さんは
採卵が4回目で凍結卵を3つ保存されました。
 
今までの経過からすると。3つはすごい!
それまで空胞などでひとつも凍結できなかったからです。
 
原因は、精子もありました。
それでも、諦めずに続けてきた結果です。
 
これまでの経過からすると
身体の作用は着床の簡単ではないと想像されます。
 
ご本人も感じていました。
 
このように、妊活は不安がたくさん存在します。
その時に、自律神経の働きを整え着床によい作用を起こしてほしい
と思うので自己判定をしてみては、と声をかけます。
 
そのほうが睡眠を取れるかもしれませんね。
 
しかし、自己判定に抵抗がある方もいらっしゃいます。
その場合は、眠れないけど待つことがベストでしょう。
 
結果が良ければ、少し安心できるかもしれませんが
良くない場合は、やはり眠れないかもしれません。
 
自己判定をする方は、病院へ行ったときに
落ち込まないようにと思い行います。
 
 
落ち込む気持ちはとってもわかります。
結果は怖いです。
自分を守ることが必要であれば、身体もこころも
負担が少なく済みます。
 
希望が叶う、叶わないという結果を知ることは
誰でも怖いものです。
 
怖いものを正面から向き合えれば、そのままで良いでしょう。
しかし、向けない時もあります。
 
そんな時は、素直に自分の気持ちを大切にして
自分らしくいられることを選んではどうでしょうか。
 
そして、次の採卵や移植をするときに
重たくならずに、次を始めやすくなります。
 
我慢して、我慢しての繰り返しは
自分へストレスとなり、
我慢することが、妊活と認識してしまいます。
 
ある程度の我慢は良いのですが、
我慢を我慢で終わらないことが
大切なんです。
 
移植から判定日までは、時間が長く感じるでしょう。
そのことを自分の中だけに置いておかずに、
ご主人に話しをしましょう。
 
聞いてもらえないと言われる方もおります。
もしそうだとしたら、
話すことであなたが楽になればしましょう。
 
余計にストレスになる場合は、やめておきましょう。
理解してもらおうという考えはなくしてくださいね。
 
それはどうしてかは、いつかお話しさせていただきます。
あなたが楽になる方法をしてくださいね。
 
 
話せる相手は限られていますが、
当院もそのひとりになります。
けっして当院へ来てくださいということではなく
妊活は一人でするものではありません。

まとめ

自律神経を整えると、着床率が良くなるケースが多いので
病院行く前の検査はひとつの方法。

事前検査に抵抗がある場合は、眠れないでも、大丈夫!大丈夫 !
と言ってあげましょう。

言葉には力があります。

少しでも判定までのストレスを軽減するには
話すことも良いです。

ご主人、話せる方、不妊専門の当院 
解決策はいろんな方の知恵や方法をかりて
ご夫婦ふたりで活動するものだからです。

 
 
毎日の妊活をおふたりで乗り越え、新たな家族の生活を楽しんでくださいね! 


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