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お知らせ & 妊活ブログ 病院: 2024年10月

流産をしないためにも


妊活を始めて、8ヶ月目
採卵2回(顕微授精)凍結卵2個保存
 
それから3ヶ月後に移植をしました。
 
内膜は8mm
基礎体温は36、7度、高温期になっています。
 
2週間後、妊娠判定「陽性」
Hcg 126 mlU/ml
 
それから6週目、胎嚢の確認
次の週、心拍の確認はっきりわからない
次の週、心拍の確認できない
 
流産と判定されました。
 
手術を受けることはなく、自然に生理をまつことに。
 
 
流産について
 
不妊治療を受けている方の流産率は10〜20%(厚生労働省)
年齢が高いと確率も高いです
 

流産には
 
化学流産:反応はあるが子宮内に胎嚢が確認できない、なお化学流産は流産の回数に入りません。
 
切迫流産:22週目までに起こる流産。流産が差し迫った状態(切迫とついている)
しかし、赤ちゃんはそのまま育成するケースがあるので、他の流産とは違います。
 
稽留流産:胎児の脂肪が確認できたが子宮内に退治が留まっている状態です。
本人には症状は特にありません。自然排出または流産手術があります。
 
その他にもあります。
 
流産後に感じたつらさ(厚生労働省)
 
多い順は、
亡くなった子供への想い
気持ちの浮き沈み
自分を責めてしまうこと
妊娠している人や子供つれの人を見ること
 
 
このように気持ちはつらく悲しいことですね。
自分を反省したり、ごめんねと気持ちになります。
 
そして
気持ちも落ち込みますが、体も心配。
次回も同じことが起こるのではないかと、不安が募ります。
この不安を抱えながら、妊活していくことも、
とってもつらいものです
 
次回に向けて、流産しないようにすることは必要です。
 
流産しないようになりますか?
 
100%はではありませんが、充分に予防はできます。
 
当院に来院する前に流産した人を
治療し体質が変わった後の流産は3%です。
 
ほとんど出産されます。
 
それは特別なことではなく
流産には理由があるからです。
 
 
今回のケースの理由として考えられるのは
受精卵の質
内膜の厚み

 
・受精卵
 卵子と精子の質に委ねられます。
採卵は2回ですが、顕微授精の処置は、精子の運動率が低かったからです。
1回目。2回目とも同じでした。
 
この場合精子として考えられますが、原因はお互い様、
お二人で力を合わせることが大切ですね。
精子の運動率を上げることをしました。
 
・内膜の厚み
着床がスムーズになるのは10〜12mm、です。
 
移植不可能な厚みではありませんでしたが、
余裕ある状態で受精卵を受け入れられる厚みではありません。
 
厚みがあると柔らかい内膜を準備できる可能性が上がるので
着床は容易になります。
 
内膜の質の質を良くする治療と生活習慣をしました。
 
内膜に質があるの・・?
驚かれていましたが、人の細胞は必ず柔軟性があります。
体が硬い人もいれば柔らかい人がいるように。
 
これはみなさん気づいていません。
 
あとは、原因と思われるこの2つを
毎日改善するために活動をすれば、
流産してしまう可能性が低くなります。
次への気持ちも変わります。
 
何もせずに次の移植をすることは
ご本人、一度はきてくれた赤ちゃんへ申し訳ありません。
 
病院では心拍の確認あたりの流産は、母体の原因としません。
受精卵の原因とします。
そのため、何もせずに次の移植を受けてしまいます。
 
それは流産の原因が科学的に証明されていないからです。
 
これは現代医学の見落とされるところです。
 
すべてが
科学的に証明されれば、赤ちゃんはすぐにきてくれるでしょう
妊活をしないですみます。
 
でも、そうではないから妊活するんですね。
 
当院の治療は、
妊娠は特別でない限り、可能です
妊活の時期を短くするために、
意識は出産できる体つくりを伝え、治療します。
 
出産を終え、ご家族皆さんが健康で過ごすことを
妊活としています。
 
流産は誰にでも起こることですが、予防はできます。
今日の活動を精一杯、しましょう。
応援しています!
 
当院は
授かりたいのに授かれないご夫婦をゼロにする 。


タイミング法で妊娠率を上げる方法


何となく思っていませんか?
タイミングを取れば、妊娠できると・・
 
2021年、厚生労働省の統計
不妊治療を受けたことがある、受けている夫婦は22,7%
夫婦全体の4,4組に1組の割合になります。
    
生殖医療により誕生した赤ちゃんは全出生児の8,6%約11,6人に1人の割合です。
 
この数字を見てどう思われるかは、それぞれだと思われますが
いつでも、赤ちゃんを望んだとき授かれるのではないということは
感覚的に感じるのではないでしょうか。
 
 
赤ちゃんを望み、タイミングを6ヶ月
妊娠反応ない・・
もうちょっと、様子みよ〜
 
それから6ヶ月
反応は変わらずなし・・
 
病院へいってみようかな。
 
検査を受けると
FSHの値が少し高め
 
卵子の発育に影響があるので
排卵日が分かりづらい可能性があります。
 
このままタイミング法を続けて良いのかなぁ〜
とも考えるでしょう。
 
まだ、人工授精・体外受精はやりたくない。

これからの 
タイミング法で妊娠率を上げる方法を、参考にしてくださいね。
 

・基礎体温表をつけて、排卵日を推定する

6ヶ月間のグラフを見ると、自分の排卵前や後の変化の特徴がわかり
排卵日の予測の見極めができます。
いつもと違う変化の時は、原因があります。その原因を見つけるヒントにもなり
時に排卵していないことも予想されます。
 
 
・精子の検査を受ける

特に運動率の値を気にかけてください。
 
WHOの基準値、42%なので、病院でも値があれば問題ないとされます。
目指すのは運動率70%。
必ず70%なければいけないということではありません。
 
それは、元気の良い受精卵をつくることで
着床率や流産せずに済むからです。
 
精子の質、働きを知るには検査は3回受けると、
どのような精子なのかがわかります。

一般的に卵子に注目されますが、タイミング法を繰り返しても、
妊娠反応がないご夫婦は、精子の原因であることがあります。

卵子と精子は同じく大切なんです。

 
・タイミングの回数を増やす

タイミングは排卵予定日の1〜2日前と排卵直後に取りましょう。
病院の指導は主に排卵前です。
 
しかし、排卵はピンポイントで分かりませんし、卵胞の寿命を考慮すると
排卵直後も受精する可能性はないとは言えません。
排卵後は妊娠しないとは考えずにタイミングを取りましょう
 
もし、
そんなにタイミングはとれないというお二人は
1回、人工授精にしても良いでしょう。
 
タイミングが1回増えます。
 
タイミング回数は妊娠率がすぐ上がる方法です。
しかし、精子の運動率が低い場合は、連日は避けた方が良いケースがあります。
排卵日の前後、1日おきに取られるといいでしょう。
 

・ご夫婦でお互いのことを理解して、共有する

想いや体の生理作用は違います。
排卵する時の体や気持ちの変化
精子を提供する体と気持ちの思い
 
それぞれに違うところを知り、共有することで
お互いに思いやりをもった妊活となります。
 
人はこころで体は変化します。
体からこころに変化をきたすこともありますが
お二人の気持ちが赤ちゃんへ向いていることが
妊娠率が上がるコツです。
 
1日も早く希望が叶うように願っております。
 

排卵日を知る4つの方法


結婚して3年、そろそろ赤ちゃんを
そう思われた時、
タイミング法からですよね。
 
その時に気になることといえば
排卵日
 
そして、排卵しているのか、いないのか
ではないでしょうか。
 
 
そもそも確認できるの?
 
確認するには次の4つ方法をしてみましょう。
次の4つのうち2つを選択します。

 
1、体感

排卵痛や腹部の張り、腰が重い、食欲が上がる、軟便になる。その他
体感がある方ある方はわかりやすいですね。
体感なのである方とない方がいらっしゃいます。
 
例えば、
排卵痛があるとします。
排卵痛が排卵日の何日前になるでしょう
それから数日後、痛みが消えるのはいつですか
 
必ず排卵直前に起こるわけではなく、個人差があります。
自分の排卵の特徴を知ることが目的です。

おりもの
自然な生理作用により、排卵前はおりものの分泌量が増えます。

粘り気のある透明
よく伸びる性質
 
この変化はタイミングをスムーズに可能にする、組織を傷つけない
精子の負担を減らし、受け入れしやすくするためです。
 
個人差があり、普段と変わらない方もいらっしゃいます。
はっきりとおりものが増えるようでしたら、とってもわかりやすく
目安になります。 

 
2、基礎体温表
基礎体温をつけてみましょう。
 
基本は同じ時間に計測ですが、いつもの時間から前後1時間ぐらいであれば
データーとして参考になります。
動く前に計測
6ヶ月間のまとまったデーター(グラフを作成)
 
基礎体温は体の中の働きがわかる、一番簡単な検査法です。
病院では基礎体温はエビデンスがないとしているため
つけなくてもいいですよと言われます。
 
1〜2ヶ月のグラフではたまたま良い時がありますので
6ヶ月をみましょう。
 
排卵日前の基礎体温は下がります。
グッと下がるので、分かりやすいです。
 
しかし、下がる体温が少し変化の方や排卵日から少し遅れて下がったり
早かったりと、あります。
 
自分の排卵日にどのような基礎体温の変化があるのかを知ることです。
数値の変化を見ていくと、何日目あたりに排卵日を迎えているのかが
わかってくるでしょう。

 
3、排卵チェッカー

排卵検査薬を使用します。
国産品と海外品がありますが、どちらの精度が高いとは言えません。
 
検査薬は尿中のLHホルモン濃度に反応し色がついた線で評価するものです。
メーカごとに濃度反応の設定が異なります。

LH濃度が20mlU/mlで反応
25mlU/ml以上で反応に設定しているメーカーがあるので
精度の特徴を知っておくといいでしょう。
 
 
国産の生理用品メーカーが発売された、おりものに反応する検査薬があります。
こちらは薄くて使いやすいと、当院の患者様は言われています。
(個人差はあります)
  
これらの検査薬は科学的な根拠に近いものですが、
尿の濃さやかけ方に左右されるのでその点は考慮しないといけないですね。

 
4、病院でエコー

病院の診察時にエコーで卵子の大きさを計測します。
視覚で確認できるところは、わかりやすいですね。
 
不妊病院へ通っていない方は婦人科病院でも診ることはできます。
できれば、生理から排卵直前まで2回診られると、卵子の成長のスピード
がわかります。
 
例えば、
生理直後から10日まではゆっくり、排卵4日目に成長が加速する方がおります。
成長に個人差があります。
 
エコーでわかるのは大きさです。大きさは排卵日を知る目安になります。
しかし、卵子の質まではわかりません。
 
 
この4つの排卵確認のうち、2つを参考に選んでください。
2つの反応があることで排卵日とし、4〜6周期確認していくと、
より排卵日の目安がわかります。
 
だけど・・
人間の体はわからないことばかりです。
必ずその日に排卵するわけではありません。
 
また、
体調や精神的な影響も受けるので、あくまでも参考です。
 
 
まとめ
現在の医学ではこの日、この時間のように
ピンポイントで排卵がわかることはできません。
 
現代医学はまだまだ人間の体のことはほとんどわかっていません。
特に体の働きはどうしてそのように働く(生理作用)は
解明されていないんです。
 
 
妊活は人が人を誕生させられるとっても不思議なことです。
よく神秘的と言われますが、その通りだと思います。
 
ですので、
上記の4つを確認しながら、タイミングをとり
経過の蓄積をしていくことです。
 
あきらめない妊活が、とっても大きな力となりますよ!
 
最後に、排卵日と同様に卵子の質を上げることも
忘れないでくださいね。
1日も早く授かれる日を応援しています! 


転院をするとき


最初にかかった病院を変える時
抵抗があるのではないでしょうか。
特に体外受精を受けていたり
1年以上通われていると。
 
それとも、転院を考えたことがないかもしれませんね。
 
当院の患者様も
今通っている病院はこのままで大丈夫かな?
と思いながら

転院は考えていませんでした
と言われます。
 
どこか良い病院はありますか・・と
相談を受けます。
 
「不安なことはありますか」
「それは、どんなことですか」ときくと
 
・検査は最初から受けることになりますか
・すぐ、体外受精になりますか、またはできますか
・今より遠くなるので通えるかが心配
・変えて授かれる可能性はありますか
 
このような声があります。
 
・検査は最初から受けることになりますか
 基本的に最初から検査をすることはありません。
 今までの検査は参考にして、必要な検査のみです。
 
 すべての病院とは言えませんが
 基本的に同じ対応が多いです。
 わたしがお勧めする病院は同じです。
 
・すぐ、体外受精になりますか、またはできますか
 採血結果により、問題がないようでしたら、
 ご希望の治療から始められます。
 
 保険適応からは
 体外受精を前提に話をされる病院が増えました。
 
 その時のために、自分はどうしていきたいのか
 決めていかれると迷わずにそして、自分の妊活ができます。
 
 すぐ、体外受精を望まれるようでしたら、次の周期に
 採卵が開始されます。
 
 病院は時間を大切にしますので、
 ホルモン値、卵子の成長、内膜など問題がなければすぐ始める傾向です。
 こちらも病院の対応は異なることがあります。
 わたしがお勧めする病院ではご本人の希望をきいてから
 スケジュールを立てます。
 
・今より遠くなるので通えるのかが心配
 時間の使い方に工夫が必要かもしれませんね。
 
 仕事に影響がないようにしたい場合は
 まず、初診にかかり病院の治療方針や医師から直接きくことです。
 そうすることで、選ぶ基準ができるので、決めやすくなります。
 
 どうしようか迷い時間が経過することを回避できます。
 妊娠の機会を失わずに済みます。
 
 納得すれば、遠くても通う気持ちになる可能性があります。
 この時に、院長の治療の方針や考えをきけるとベストですね。
 院長の人柄は病院の雰囲気や治療の内容、胚培養士の技術などが
 表れていることがあるからです。
 
・変えて授かれる可能性はありますか
 可能性は分かりません。
 大切なことは、転院してもしなくても、納得して通い
 何とかなりそうと思える病院であるかです。
 
 不安や不信感を持ちながら、通うと
 結果に結びつきづらいからです。
 
 イヤイヤ通うと、納得して通う、では
 結果は違いますし、クオリティーは雲泥の差になるでしょう。
 
 転院は良くないことではありませんし、
 成果が望めなくなることでもありません。
 時には妊活に変化が起こり、妊娠されるきっかけになることもあります
 
 初診の時にしっくりしないようでしたら、
 変えないまたは他の病院を検討した方が良いこともあります。
 
まとめ
 転院は気持ち的に抵抗があるかと思います。
 今通われて、
 何を受けているのかわからない
 病院の方針だけで治療が進んでいる
 1年経過して望む結果がない
 場合は一度、検討してはどうでしょうか。
 
 特に体外受精の治療には、成功率の差があります。
 それは、病院の技術もありますが
 自分に合った治療を受けられているかどうかによります。
 
 保険適応診療になり、似たような治療になりましたが
 病院の方針や医師の対応で妊娠率は変わります。
 
 自分の妊娠する力を発揮させてくれる病院へ通えば
 きっと妊娠はそう遠くない日になるでしょう。
 
 最後に
 それにはおふたりで力を合わせて、赤ちゃんを迎え入れられるように
 悔いのないように活動してください。
 
 毎日の妊活をおふたりで乗り越え、新たな家族の生活を楽しんでくださいね!
 

妊活と子育ては同じ?


妊活中に子育ての話は抵抗があるかもしれません。
もし、読みたくないと思われるようでしたら
読みたい時に読んでくださいね。
 
目次
・素直に喜べない
・子育てと同じ?、どうして
・自分の意識
・自分を信じてほしい
・まとめ

 
素直に喜べない
素直に友人の妊娠や出産を喜べない時があります。
これは人間の心理からして、自然な反応です。
 
それを、喜べないことが人として良くないと
自分を責めてしまうことがあります。
もし、そのように考えるなら
そう考える自分を癒してください。
 
それは
私は「本気で赤ちゃんを望んでいる」こと
 
本気でない場合、羨ましいとか素直に喜べないという
考えは起きません。
 
そんな自分をこれからは、喜べるようになれるといいね!
と言ってあげましょう。
 
 
子育てと同じ?、どうして
 
どうして子育てと同じなのかというと
お子さんのことを中心にして生活をされているということです。
 
妊活はお子さんのために
仕事したり、仕事の関わりを変えたり、病院へ通ったり、食事や運動したり
お二人で不妊治療のことを話したりするでしょう。
 
お子さんがいたとしたら、どうですか。
子育てのために、
仕事の関わりを変えたり
お子さんが風邪のかかり病院へ連れて行く
食事は栄養を考え作り
お子さんと一緒に運動したり
家族みんなで話をしたり
 
同じ時間を過ごしているんです。
 
 
違うのは、
 
自分の意識
 
目の前にお子さんがいれば、待ったなし
すぐ対応するでしょう。
 
しかし、妊活中は目の前にお子さんはいません。
そのため自分の身体の意識にだけに向いています。
 
自分のためだとすると
仕事はいつも通りに、病院は言われた通りに
食事や栄養はさほど気にしない
話はしたいときにする
 
でも、
妊活は自分のためだけではありません。
自分のためとしてやっていることは、これから生まれてくる
お二人のお子さんのためです。
 
結果的にそれが不妊治療の成果として希望が叶うことにもなります。
 
お子さんを望んだ瞬間から
子育ては始まっています。
 
ただ、目の前に姿がいるのかの違いです。
感覚的には大きな違いと捉える方もいらっしゃるでしょう。
 
自分のためと思い、妊活に活力があれば良いですが
そうではない時は多くあります。
 
妊活中は目の前にお子さんはいませんが
いるとして行動すると、
身体に変化が起きます。
 
さらに、意識が妊娠することに抵抗がなくなります。
それは自分が本当に妊娠できるのか疑いが軽くなるんです。
 
よく、お子さんのことを思うと、気持ちが滅入る、ストレスになる
と言われる方がいらっしゃいます。
 
冒頭に書いた通りですが、
人の心理としてそう思うことは自然な反応です。
 
抵抗があれば、今は思う必要はありません。
時間がきた時に、意識を変えてみればいいのです。
 
そうしないといけないと思うことは
妊活に少し疲れているかもしれませんね。

 
自分を信じてほしい
当院はそう伝えています。
それには、毎日の妊活を悔いのないようにすることです。
 
病院任せにしてしまうと、自信がなくなっていきます。
毎日の活動を繰り返し継続して行うことが
一番の自信へとなります。

 
まとめ
妊活と子育ては同じということに抵抗があるかもしれません。
本当に同じなんです。
 
今、お子さんのことを思うとストレスになるようでしたら
思わずにその時が来たら、妊活に活用してください。
 
人の心理は、希望が叶わない時に、羨ましく思うものです。
それをダメとはせずに、本気なんだと再認識してください。
 
自分にダメをだすと、さらに自分がダメだと強く感じるようになってしまいます。
自分を癒せるのは自分だけです、
こんなに頑張っている自分を大切にしてください。
その頑張りをよ〜くしっているのは自分だから。
 
毎日の妊活をおふたりで乗り越え、新たな家族の生活を楽しんでくださいね! 


不妊治療の保険適応のメリット・デメリット


2022年4月より不妊治療が保険適応になりました。
制限はあるものの、適応前と比べると、いろんなところに変化が起きています。
毎日の不妊鍼灸治療を通して、メリット・デメリットをご紹介します。

目次
・保険適応の要約 
・メリット
・当院の変化
・デメリット
・当院の考え

 
保険適応の要約
体外受精・顕微授精
・年齢40歳未満/回数6回(1子ども)
・年齢40歳以上43歳未満/3回(1子ども)
・窓口の負担:3割
 
 
メリット
・赤ちゃんを望まれるご夫婦にとって、活動がしやすい
・若い方が受診するケースが増え、妊娠する方が増えた
・費用が3割:適応前の体外受精は50万から3割負担
・社会的に不妊治療の理解が広がる
 

当院の変化
病院へ通いやすくなり、当院でも病院へ通われてから初診で来られる
方が増え、受診される方(20代)の方も増えました。
 
 
デメリット
・妊娠率は変わらず30%あたり
・年齢制限のため、本当に困っているご夫婦には適応されない
・体外受精を勧められるケースが増え、身体の負担も増えた
・回数制限のため、精神的にプレッシャーになる
・流産率が上がった
・治療が流れ作業的になり、医療技術の進歩に影響がある
・適応された服薬、技術のため、結果につながらないご夫婦にとって
 時間が長くなる
・保険適応前より費用がかかってしまうケースがある
 
 
当院の考え
・体外受精を受ける方が増えましたが妊娠率に大きな変化はありません。
・基本的に鍼灸治療を受け体質が変わるとほとんど流産の予防はできますが
体質が変わる前の妊娠の方は流産してしまうことがある
・臨機応変に治療を変えられないので同じ薬、治療の繰り返しになる
・オーダーメイド治療ではないので、効果に時間がかかる方が多くなる
・医師と話しができないので、何を受けているのかわからないまま受けている
・病院の経営姿勢に変化がある
 
以上がすべてではありませんが
当院の治療にこられた方からの変化です。


まとめ
 
保険制度により社会的・経済的、そして希望が叶うために恩恵を受ける方がいる反面、受けられない方も多くいらっしゃることがわかります。
 
しかし、病院に行きやすくなることで検査を受ける方が増えたことは
とっても良いことです。
 
基礎的なホルモン値や卵胞の成長、子宮環境などは検査しないとわかりません。
医学的所見は必要と考えます。
 
その反面、検査の数値がすべてではないということを知ってほしい。

例えば
卵胞発育を促す薬を服用し、エストラジオールの値が良く、大きさも良い
しかし、排卵しないまたは受精しない、ということが普通に起こります。
 
ホルモンの値は問題ないが、卵巣の働きやホルモンに対して卵巣の反応が
よくないケースです。
これは検査数値ではわからないことです。
 
実は、これが妊娠しない理由によくあります。
 
また、こころのケアはまったくないことも理由です。
「想い」は現実になる確率が上がります。
検査結果が悪いと、自分の希望が否定されてしまうように感じてしまいます。
このような医学的な身体以外のことも必要なのが妊活なんです。
 
保険制度はまだ、お子さんを望まれるご夫婦にとって、万全とはいえません。
これからの制度が、望まれる方々みんなに適切に対応されることを
願っております。
そのためにも、自分を信じてあきらめないでくださいね!
応援しています。 

AMH 0.01 妊娠 出産

こんにちは、
本日は AMH 0,01だった方が
妊娠、出産を終えたことをお知らせいたしますね。


目次
・AMH なに
・AMHでわかること
・当院の事例
・当院ではそれほど特別な症例ではありません
・まとめ
 
 
AMH なに
正式名称は「抗ミュラー管ホルモン」
 
卵巣の予備能力の目安となり、
卵巣内に存在している卵子の数を指標とします。
卵胞の質と関わりはないので妊娠率とは関係ありません
 
卵子のもとは原始卵胞といわれ
誕生後は200万個、思春期50万個、30歳後半2万個と減少します。
 
卵胞が発育し基本的には1つの卵胞が排卵します。
1回の排卵で約1000個の卵胞が減少するといわれ
閉経に近くなると残り2,000〜1,000個程度になります。
 
上記については体質が違うので個人差はあります。
 

AMHでわかること
A M H検査は血液中のA M H値を測定します。
検査は月経に関わらずいつでも受けられます。
 
値は常に変動していますので年齢を参考にした値から比較します。
低い値:卵子の数が少ないとして、妊娠する機会も少ないとします。
高い値:卵子の数が多いのですが、多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)の可能性があります。
年齢相当:卵巣機能は良好
 
この検査により、今後の不妊治療の計画が立てやすくなります。
不妊治療の保険内で受けられます。
 

当院の事例
AMH値:0,01、妊娠出産を終えました。
その理由はあきらめなかったことと、必要なことを毎日実行
 
当院へ来院される前から病院へ通われていました。
AMHが低かったのですが、検査だけで治療も受けることなく
1年経過していました。
 
通常であれば標準検査後、すぐにでも対策をしないと妊娠する機会を逃してしまう
状況ですが、通われていた病院は検査のみでした。
 
お二人は不安で疑問に思っていたので、転院を話しました。
転院は検査を受け直すと思っていたようですが、そんなことはないことを説明し
お二人がよろしければ、ということで転お勧めしました。
あくまでも決めるのはお二人です。
 
その後、すぐ転院されました。
 
転院先は標準検査後すぐ、体外受精(IVF)に進み
4ヶ月後の採卵で1つ凍結されました。(2回目の採卵)
グレードは良好。
 
着床率を上げるとともに流産しない体つくりを3ヶ月間。
 
そして移植。
妊娠陽性反応(HCG:267)
 
その後も鍼灸治療を継続、つわり期間、中期、後期
身体の変化に合わせ、赤ちゃんの発育を促す治療をし、
無事に出産を終えました。
 
途中経過の活動をはしおっていますが、採卵期間と移植まで
睡眠と仕事の関わりをできる範囲で体つくりをしていました。
 

当院ではそれほど特別な症例ではありません
AMHが低いと医師から難しいといわれます。
(医師はエビデンスをもとにそのまま説明します)
 
妊娠は諦めないといけないような気持ちになり
妊娠は超難しい・・と思考が固定されていまします。
 
もちろん簡単ではありません。
統計では事実、妊娠率は低いです。
でも不可能ではないということです。
 
この時に大切なことは、
それでも妊娠できる知識と知恵
そして、こころの想いです。
 
精神論だけをいう気はありませんが、
妊活をがんばっている人ほど、こころのバランスを取らないので、
不安や心配が積もってしまいます。
 
まとめ
病院の検査は必要です。
その結果が何を示しているのかを知ることが大切です。

病院任せにして、言われるまま受診を
続けると機会を逃すことがあります。
 
病院を疑うということではありません。
妊娠、出産を可能にするのは、お二人だけです。
病院はきっかけを与えてくれるところです。
 
結果の意味がわかると一喜一憂することも軽くなります。
 
できれば、当院のような不妊治療専門から、
不妊治療のことを聞き、知識や改善方法を知ってください。
 
身体の調整、こころのバランス、仕事やご夫婦のあり方など
 
こころが変わると、行動も変わるんです。
それが妊活に生かされ希望が叶う機会がつくられるんです。
 
妊活で行き詰まったら、
知識と知恵、そしてあなたに必要な行動をしてくださいね。
 

多嚢胞性卵巣症候群 PCOS


多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)は、女性のホルモンバランスに影響を与える
一般的な内分泌の問題です。

 
PCOSについての概要
・診断
・説明
・治療
・改善策
・心の安定
・鍼灸の治療
 
 
PCOSの診断
 一般的には、以下の3つのうち2つ以上が確認されると診断されます。
 
1、 月経不順:月経周期が25日以下または35日以上。年間に8回未満の月経。
2、男性ホルモン(テストステロンなど):高値またはLH高値かつFSH正常値
3.、卵巣の超音波検査:卵巣に10個以上の小さな嚢胞が見られること。
 
 不妊の方の約8%にみられます。
 女性ホルモン、男性ホルモン、その他のホルモン値を生理中(生理後3〜5日以内)に検査します。

 
PCOSの説明
PCOSは、卵巣に多数の小さな卵胞が形成されるのが特徴です。
以下のような症状を引き起こすことがあります:
- 月経不順、無月経
- 不妊
- 肥満
- 多毛(顔や体の毛が増える)
- ニキビやふきでもの
- 血糖コントロール不安定

 
PCOSの治療には、以下のような方法があります。
 
1. ホルモン療法:
経口避妊薬(ピル): ホルモンバランスを整え、月経周期を規則的にする。
プロゲステロン: 月経を誘発するために使用されることがあります。
 
2. インスリン感受性改善薬:
インスリン抵抗性を改善し、体重管理や月経の正常化に寄与する。
 
3. 排卵誘発剤:
妊娠を希望する場合に排卵を促すために使用される。(クロミフェンやレトロゾール)


改善策(PCOSへのアプローチ)
 
1. 生活習慣の改善:
- バランス良い食事/血糖値のコントロール(低GI食品)
- 運動(有酸素運動や筋力トレーニング)
- 体重の管理(体重を減らす)
 
2. 医療的アプローチ:
- ホルモン療法(ピルなど)
- インスリン感受性を改善する薬
- 不妊治療(排卵誘発剤など)
 
3. こころのアプローチ:
心理的なサポートを受ける、PCOS知識を知る、継続的なサポートを受けることで、
不安や普段のストレスを軽減しながら妊活することができます。

 
心を安定させる方法
PCOSは身体的な症状だけでなく、精神的な影響も及ぼすことがあります。心を安定させるためには
- ストレス管理: ヨガや瞑想、深呼吸などのリラクゼーション技術を取り入れる。
- サポートネットワーク: 家族や友人、専門家とのコミュニケーションを大切にする。
 趣味や活動:自分の好きな
 
 
鍼灸治療の役割
PCOSへのアプローチには3つ
・卵巣がホルモンに対して正常な反応に回復。そのためには血液の流れをスムーズ。
・ストレス解消のために自律神経調和
・妊活の知識とこころの安定。不安の軽減
 
1日も早く、希望が叶うよう願っております。 

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