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冷えを改善するためにやってはいけない3つのこと

こんにちは、蓮田メディカル針灸治療院の生沼です。

当院は不妊治療を目的をする患者さんが多く来院されます。
少しでも患者さんの役に立てるよう記事を書きました。
参考になれば幸いです。

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【目次】
・冷えを改善するためにやってはいけない3つのこと(蓄熱と汗)
・冷えを改善するにはどのようなことに注意したらいいのでしょうか?
・自宅でできること
・まとめ

冷えを改善するためにやってはいけない3つのこと(蓄熱と汗)

まず、やみくもに温めると、体にいいことはありません。
体が冷えて不妊に悩んでいる方はとても多いです。
治療に来られている方の約8割の方は冷えを実感しています。
実際に、手足の先を触れてみると冷たいですね。
もしかして、

冷えてはいけないと思い、こんなことをしていませんか?
・いつも重ね着をしている。
・靴下を2枚はいている。
・卵巣や子宮を冷やしてはいけないと思い、ホッカイロを常にお腹に貼っている。


これは温めているように感じますが、
逆に冷えを悪化させている要因になることをご存知でしょうか?

過剰に温めることはかえって卵の質や子宮の働きを弱めています。
冷えにはこんなことに注意してください。



冷えを改善するにはどのようなことに注意したらいいのでしょうか?

卵はもともとタンパク質でできています。 タンパク質には適切な温度があります。
人間は常温動物ですね。
やみくもにいつも温めていると過剰に体の内部で蓄熱が起こり暑くなってしまいます。

1、お腹にホッカイロを貼る(夏の時期はクーラーで冷える場合につけます)
2、靴下を履いて寝る(湯たんぽ)
3、冷えないように厚着を心がけている(基本貼らない)


これらは、一般に良いと紹介されているケースですが、一概にあなたに合うとは限りませんので注意が必要です。
温めると冷える 体温は脳の体温調整中枢で行われています。
暑ければ皮膚の血流が増え発汗して調整します。
寒ければ筋肉を収縮させて熱を体から出さないように保温します。
皮膚やあらゆるところから脳に信号を送り、熱産生と放散、保温の働きの指令がでます。

例えば
厚着をして常に体が温かいと脳は体が温かいと感じて、熱は産生されません。
さらに、そのまま厚着をしていると、体が適温を超えて暑くなり、発汗して体温を下げようとします。
この状態が日常となると、体の内部は暑いので、常に冷やそうとする作用がおきてしまいます。
また、靴下を履いて寝ると足に汗をかく、お腹のホッカイロを貼るとお腹に汗をかくなど 服のなかでは汗によりかえって冷えています。
ひと工夫で冷えをなくそう 体温は、産生、放散、保温のバランスです。
卵巣や子宮に無理なくスムーズに働ける環境つくりがポイントです。



自宅でできること

1、ゆるゆるの腹巻で骨盤内は適温に(夏の時期はクーラーで冷える場合につけます)
2、靴下は履いて寝ない。
3、ホッカイロを使用する場合は腰につける(常に貼らない) これらを適宜使ってみてください。




まとめ

温めることはよいことです。
常時、温めていると体の内部で蓄熱され卵巣や子宮の働きが低下します。
温め過ぎることで汗をかき、かいたところは冷えます。
体を温めることは大切ですが、あなたにとって適温なのかもう一度考えてみましょう。
お風呂は湯船にはいり、ゆったりと温まってください。
長風呂は注意ですよ。
冷えの改善には体の中から温めることが必要です。

当院の鍼灸施術は、ツボの刺激により血流が元気になり、体の内部から温める作用を考えて治療しています。
不妊治療でお困りやお悩みがあるときはお気軽に当院までお問合せください。



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温めすぎていませんか


妊活をしている方が気になることのひとつが
「冷え」ではないでしょうか。
 
冷えは
血流低下
自律神経の不調
新陳代謝の低下
ストレス蓄積
睡眠不調
体重増加
胃腸の機能低下
免疫力低下
 
体にいろんな影響として、不調のもとになってしまいます。
冷えがある方は改善しないといけません。
 
その方法として温活があります。
 
どのような温活をしていますか?
 
腹巻きをつける
就寝時に靴下を履く
靴下を2枚はく
肌着の枚数を増やす
入浴をする
運動する・・
 
冷えないように温めることをしているでしょう。
しかし、
せっかく温めても、妊活に逆効果があることをご存知でしょうか。
 
当院の患者さんもほとんど知らずに、頑張って温めていました。
 
例えば、
腹巻き

腹巻きをつける方はお腹を冷やさないようにしています。
  
腹巻きが必要な時
仕事等で気温が低く外に1日いなくてはいけない場合です。
 
室内のオフィスや作業では、国内の暖房環境からして必要ないでしょう。
 
しかし、
オフィスは足元が冷えやすいと思われます。
その際に足が冷えたら、温めることをしてください。
できない場合は、足元に暖房機を置く、
または足のホッカイロなど貼りましょう。
 
実はお腹はあまり冷えません。
人間の働きの中には腹部は冷やさないような生理作用になっています。
 
触れると冷たい!と感じる方は表皮が冷えているだけです。
心配はいりません。
 
内臓が冷えたら、命に関わる一大事
内臓は冷えないするんです。
体が冷える時にも優先順位があります。

 
内臓が冷える時はこんな時
 
それは、足が冷えたまま長時間ほっといてしまうこと。
足で冷えた血液が子宮や卵胞を通過するので、冷えてしまいます。
冷えると、組織は緊張して冷えないように働き、血流が低下します。
 
卵子や子宮へ栄養や酸素が行き渡らなくなり
時に卵子の質に影響があります。
 
「冷え」は体の働きとしては、普通に起こる感覚です。
冷えた時に、対応せずほっとく時間が長いと冷えてしまいます。
 
特に冷え性が強い方、(本当の冷え性の方は少ないです)は
別に対応する必要があります。
 
そうでない方は、冷えないようにするのではなく
冷えたら対応すれば良いのです。
 
温活は
冷えないようにするのではなく、冷えたら対応することが大事です。

 
腹巻きは過剰に温めてしまっている
 
卵子や子宮は好きな温度があります。
寒い、暑いはあまり好きではないんです。
 
適温があります。
それは卵子の性質を知ると分かりますので
いつかお伝えしますね。
 
腹巻きをしていると、腹部が熱くなる、
汗を出し体温を調整する。
 
だけど・・・
腹巻きがあるため、体温を下げたいのに、下がらない
腹部の中は熱がこもり
 
表面は汗で冷えていることがあります。
 
このように、温めることが良いと思いつけているものが
体温調整をしなくてはいけない状況のため
エネルギーも消費します。
 
温活は大切な方法です。
その、方法は卵子や子宮の性質や働きを知って
考慮し、好みの環境にしてあげることです。
 
まとめ
温活は妊娠するためには良い方法です。
その方法は過剰に温めずに、適温にしてください。
 
卵子や子宮は好きな体温があります。
 
暑い時は体温を下げ、冷えたら温める
その都度、体温を調整しましょう。
 
あなたが真夏の暑いところにいたり
真冬に寒〜いところにいる時
体を動かないと思います。
 
卵子も同じです。
温活を授かるために効果的にしましょう。
 
当院は
授かりたいのに授かれないご夫婦をゼロにする