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受精卵の質、ご存知ですか?


不妊の原因として
卵子の質がとりざたされることがあります。
 
病院では卵子の質は変わらない、だから薬で良い卵子が育つまで
頑張りましょう、または
似たようなフレーズで、同様な印象を受けたことが
あるのではないでしょうか。
 
そしてがんばり!
数回、採卵したのち、受精卵の凍結を保存。

このように凍結卵ができれば良いのですが、
ひとつもできないでいる方は少なくありません。
 
 
凍結卵の保存の次に控えているのは、移植です。
 
病院の治療は移植まではサポートできますが
着床はそうではありません。
自力の生理作用に委ねる段階になります。
 
この時に着床する力のひとつが
受精卵の質です。
 
卵子の質はよく聞かれると思いますが
受精卵の質はあまり聞かないと思われます。
 
卵子と精子からつくられた
受精卵という新しい細胞です。
 
この細胞が活発であれば着床はスムーズになり
流産も予防できる可能性が上がります。
 
凍結卵を保存できたことは、嬉しいことですね。
それまでの体や仕事を調整する苦労が結果になって本当に良かった。

そして、これからが希望を叶える本当に大事な時です。
 
移植は医師に委ねます。本来はそうではありませんが・・・

移植後の受精卵の生育まで考えて受けていることは
あまりないでしょう。
 
目標は出産です。
 
卵子成長から受精(卵子と精子)そして移植、着床、生育
この一連の流れが滞りなく進むことで、出産日を迎えられます。
 
採卵して受精までは専門の医療器で可能です。
着床率の良い受精卵をつくるには
卵子と精子、両方がある程度良いものでないと
できません。
 
だから
受精だけでは、妊娠はするけど出産はわかりません。
受精卵の質をよりよくする妊活をしてくださいね。
 
その方法は、お二人の睡眠です。
夜更かし、寝際にスマホ、遅い夕食、起床時間がまばら
などありましたら、睡眠習慣を見直してみましょう。
 
睡眠だけが原因ではありませんが、最初に取り掛かり効果が高く望めるのが
睡眠です。
 
当院は妊活でがんばているおふたりに、伝えています。
妊娠は心配いらないから、出産できる体つくりをしてください!
受精卵の質をあげましょう。
 
「授かりたいのに授かれないご夫婦をゼロにする」 


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移植前から移植後、着床日までの過ごし方


来週、移植日になったんですが
移植のあと、何かすることはありますか・・?
 
患者さんは
2回目の採卵で2つ凍結胚ができました。
1周期は休憩して
今周期、移植です。
 
移植前の検査
E2は121pg /ml
P4は9.3pg/ml  

来週、移植日が決まりました。 
よかったですね!
 
そして、これからが本当の妊活です。
 
移植してから着床までの過ごし方は
凍結胚のステージにより違います。
 
初期胚(分割期胚)は胚移植してから5日目あたりになります。
胚盤胞は胚移植してから2〜3日目あたりです。
 
この期間に何をしたら着床につながるのでしょうか。
 
基本的には
それまでの生活習慣を変えないことがベストです。
 
このようなこと聞いたことありますか。
安静にする
お腹を温める
仕事を軽めにする
ストレスのない生活
 
移植後は受精卵という新しい細胞が子宮に置かれます。
身体はややびっくりしています。
 
それだけでも身体は何かの変化を感じています。
 
そして、着床という身体の働きが起こります。
この時はいつもよりエネルギーが必要です。
 
一所懸命に受精卵をどうしようかと
している時に、

今までやっていなかったことは
さらにエネルギーを必要となります。
 
子宮は忙しそうになっているんです。
 
忙しい時に予定外の用事が入ると
バタバタになりませんか。
 
その状態が身体の中で起きていると思ってください。
 
着床をスムーズにするには
少しの余裕があるといいですね!

そして、
移植する前からの準備が大事です。 
準備次第で着床率は変わります。
 
着床に負担なく身体に良いことは
不妊専門治療院だけが知っている
方法をお伝えしています。
 
それは
高温期の特徴でも同じですが

眠気がある
だるい
重い
このような症状があるときは
休んでください。
 
座る、横になるなどして
回復を待ってください。

回復して、症状がなくなったら
いつもの通りに過ごしてください。
 
だいたい、1〜5分ぐらいで回復すると思います。
 
仕事中はできない場合があると思います。
その時はできる限りで構わないので、対応してくださいね。
 
通われている患者さんも着床している方が多いので
試してみてください。

移植前の性交渉
なるべく行いわないほうがベターだと考えます。
細菌感染や子宮の収縮が起こし、着床に影響します。

移植前のよもぎ蒸し
あまりおすすめはいたしません。
基礎体温は高くなっているので子宮内部は暖かい
環境になっています。温めすぎると受精卵の働きが低下します。

移植前の食事
今まで通りの食事内容、時間にしてください。
楽しく食べてくださいね!

移植後の過ごし方
着床日まで、疲れを溜めない、ストレスを溜めない
判定日が気になってしまうでしょう。
そういう自分をよく頑張っているね!とほめてください。
気にならないようにすればするほど、ストレスになるからです。

ご紹介の患者さんは
1回めで妊娠の陽性反応がありました!
凍結卵はお二人目まで大事に保存するそうです。


まとめ
移植後から着床までの期間に特別にやっておきたいことはありません。
今まで通りの生活習慣がベスト。
 
高温期を安定が着床率を上げることになるので、
眠気・だるい・重いなど身体の感じがある場合は
少し休んでください。
 
大切なことは、移植までの準備がとっても大事です。
 
移植後は心配がつきませんね。
こう考えてみてはどうでしょうか。

予定通りに移植できたことを喜んでください。
そして、ここまでがんばってきた自分をほめてくださいね。
 
採卵や、移植について
わたしの場合はどのように過ごしたらいいだろうと思ったら
初回の体験施術にお越しください。
 
今までの妊活の経過と検査数値とその結果から
体質のどこに問題があるのか、一緒にみつけていきます。
 
体験施術についてはこちらをご覧ください。
http://www.saitama-harikyu.jp/smart/inqfm/general/

毎日の妊活をおふたりで乗り越え、新たな家族の生活を楽しんでくださいね! 

体外受精からタイミングへ


保険適応になり
体外受精に取り組むご夫婦が増えました。
 
件数が増えたけど妊娠率はというと
あまり変わっていません。
 
20代〜30代前半の方は確かに上がっていますが
それ以上の年齢の方に関しては変わりありません。
 
体外受精を受けることは必要でしょうか?

必要な方と必要でない方がいます。


当院の患者さんは、体外受精からタイミング法に変えて妊娠したご夫婦が
いらっしゃいます。
 
妊活の期間は2年5ヶ月後に当院へ来られました。
 
その時はすでに凍結卵を1個ありました。
着床しないので、体質を変えたいと希望。
 
そして、6ヶ月目
移植を受けました。
結果は、HCGの値、20mlU/ml。
 
着床した形跡はあるとして様子を見ることに
次の週の値に変化はありませんでした。
 
初めて着床だったので、とても残念でなりません。
ご夫婦の落ち込みは大きかったです。
 
ご夫婦は休みたいと言われ、
今ここでタイミング法にしたら
無理ですかと聞かれました。
 
生理周期の2層はあります、卵胞は発育して
排卵時期はそれほど変わりはないので、
わたしはタイミン方でも可能性は十分にあるとしました。
 
必要なことは、卵胞の質精子の質を上げることを
しましょうとしました。
 
それからタイミングは毎月、1回は取り
7ヶ月目、生理が遅れているので
検査したところ、陽性反応がありました。
 
おふたりは信じられないという表情!
 
そう思われるのは当然です。
 
病院へ2年5ヶ月通い
ステップアップをしても反応がなかったことが
タイミング法で授かるのだから
それはびっくりでしょうね。
 
妊娠は時にして、想像していなかったことが起こります。
でもそれは、諸条件が整えばという前提です。
 
基礎的なところの働きが行われれば
妊娠は当たり前のことなんです。
 
その当たり前のことができなかったり、知らなかったりでいると
体の作用が変わらずに反応が起こらないんです。
 
一般的にはステップアップと言われている体外受精はそうではない時があります。
ステップアップと言われると体外受精をすればなんとかなると思ってしまいます。
 
本人に合っていれば、それはステップアップになりますが
合っていなければ体外受精でもステップアップどころか
ステップダウンになる時があります。
 
そうして時間が経過すると、体外受精でないと妊娠しないと思い込んでしまいます。
医学的に問題なく、生活習慣を整えば妊娠はするものです。
 
 
体外受精が良くないということではありません。
本人に本当に必要な治療は何か
それが大切なことです。
 
それには
基礎体温をつけ、自分の生理周期を知りましょう
お二人で妊活のことを話して、協力し合えるようにしてください。
睡眠の質も大事です。
 
必要であれば病院の治療を受けてくださいね。
 
本質的なところを変えることで妊娠は
叶うものです。
 
このお二人は、着床後も治療を続け、無事に出産も終えられました。
良かったですね!
 
授かりたいのに授かれない人をゼロにする 


FSH を下げる経穴


生理直後の採血検査にある
FSH (卵胞刺激ホルモン)
 
下垂体前葉の性線刺激ホルモン産生細胞。
 
作用は
・卵胞の成熟を促す
・LHと協調して卵胞ホルモンの生成と分泌
・男性では精子形成
 
基準値は生理直後:3〜10mIU/mL
10以上の場合は、E2の値も比較しながら
病院ではホルモン調整の処方です。
 
FSHが高いのはどういうことかというと
卵胞の育ちが良くない状況です。
 

このFSHの値が上がるのは
 
卵胞に大きくな〜れ、大きくな〜れと
指示を出しているだからです。
そうしないと、生理周期という本来の人間の作用に
影響してしまうからです。
 
同様に卵胞の質にもあまり良くない影響となるケースがあります。

 
FSHを下げる方法
病院では主に投薬です。作用はいっときの場合があり
服用しない周期は再びFSHが上がることもあります。
 
卵巣機能が低下していれば、以前と同じように卵胞を育てることは難しいですが
ある程度安定した変化の少ない体質に変わる可能性はあるでしょう。
 
もともと、卵巣機能が高い方で、生活習慣により低下した方は
改善しやすい傾向にあります。
 
今回は生活習慣ではなく、経穴作用から改善をご紹介しますね。
当院も治療に使用している経穴です。
 
鍼灸治療の作用
FSHが高くなった理由は卵胞の発育です。
エストロゲン作用を卵胞の働きを促すための血流と反応をあげる。
FSHを下げる作用
自律神経を調整
 
 
経穴の場所
 
三陰交:内くるぶしから指3本上
太谿:内くるぶしから指1本分下アキレス腱側のくぼみ
合谷:手の親指と人差し指の間のふくらみ
太白:足の親指内側から母指球に向かい膨らみの先のへこみ
 
この4つをセットで行うことで
補腎活血行気、整ホルモン、卵胞補成の作用があります。
 
ひとつでは違う効果になりますので、必ずこの4つを刺激します。
 
刺激は本来、鍼が効果的ですが
自宅でできる方法は
指で押圧します。
 
3〜5秒押圧、5秒休みを10回
一日1〜3セット
 
強く押圧すると経穴の反応が下がるので
心地よい強さにしてください。
 
期間は3ヶ月間以上、行ってください。
根気よく続けることで体質に変化に現れる作用です。
人間の身体の自然な働きに順次ています。
 
卵胞の質は妊娠率に、直接関係します。
生理直後から卵胞に成長が見られないと、
排卵のLHサージが起こりづらくなります。
 
さらに内膜の成長にも影響があります。
 
生理の始まりはとっても大切な時期です。
生理初期から働きが整い、スムーズに成長することで
卵胞の質に良い大きなきっかけになります。
 
 
まとめ
病院の検査の数値を理解しましょう。
今回のFSHは卵胞の発育の検査になります。
高い数値ですと卵胞の成長が順調でないことが想像できます。
その時にE2の値も比較します。
 
病院の服薬で一時的に下げることがありますが、卵胞の質は別です。
経穴の刺激はご本人の体の生理作用を活発にして
卵胞の働きを促します。卵胞の質に作用します。
 
どちらが正しいということではなく、病院と鍼灸はアプローチが異なります。
あなたにあった方法は必ずあると理解してくださいね。
 
個人差はありますが、病院の治療だけで妊娠する方もいらっしゃいます。
 
大切なことは、自分の身体を知って
どうしたらよくなるのか
どうしたら妊娠できるのかを
知恵と行動することです。
 
そのために、検査の数値は把握しておきましょう。
当治療院は数値の意味とこれから改善する方法を
アドバイスやをしたり、適した方法を一緒に考えています。
 
 
「授かりたいのに授かれない人をゼロにする」 


期間を決めて


初回の体験施術の時
 
「あと1年間授かれなければやめようと考えています」
 
それはどうしてですか?
 
「3年以上やってきて、疲れてきました」
「それと、お金も心配です」
 
当院の来院前に3年8ヶ月経過していました。
 
ご主人はどうお考えですか
 
「主人は私の考えに任せる」
 
そのことを聞いてどう思いましたか
 
「いつもそうなんで、相談というより確認です」
 
それで、どう思いましたか
 
「私ばかりがんばっていて、いいのかな〜?、疲れてきた・・」
「だから、もうやめた方がいいかな〜と思いました」
 
ひとりで頑張って妊活をしている方はとっても多いです。
この場合、ご主人の考えは
なんでも協力するから言ってね・・・、
と奥様まかせ。
 
この関係性で3年以上がんばってきたことは、
よくやってきた方ですね。
 
わたしからは
これからのことを考え、希望を叶えるために
やってほしいことがあります。
 
・期限を決めない
・ご主人に正直な考えを伝える
・ご主人の正直な考えをきく
・ふたりの生活を今後どうしたいのか共有しましょう
 

今回は
「期限を決めない」について触れますね。
 
期限を決めないというと、いつまでも不妊治療をする印象だと思われます。
そうではありません。
 
期限を決めなくてはいけない時もあるかもしれませんが
やはり決めないでください。
 
そ理由は
期限は妊娠を諦めるための理由にしてしまうからです。
それは潜在意識で感じているので、本人は気づかないでいます。
 
潜在意識の話に今回は触れませんが
どういうことかというと
 
残り期間12ヶ月とします。
最初の6ヶ月間は期限があるから一生懸命です。
 
残りの6ヶ月になると
こころの雰囲気は残り少ないからそろそろだなぁ〜と思い始めます。
 
その瞬間から以前のような一生懸命な気持ちや活動が低下した
心境に変わっています。
 
残り3ヶ月になるとあきらめる準備が、本格化されます。
この期間は妊娠するかもしれませんが、確率は下がっています
 
下がっている中で妊活はどうでしょうか。
希望が叶うでしょうか?
 
妊娠は医学的な基準が必要ですが
妊娠する体の働きや活動には気持ちが決めています。
 
両方のバランスを整えながら妊活をすると
希望が叶う結果につながります。
 
年齢を考えると期限を決めないで妊活をすることも
現実的ではないことも理解しています。
 
わたしたちがお伝えするのは
毎日の妊活をできる限り行うことです。
毎日の積み重ねが結果になります。
 
そして、悔いのない妊活をしてほしい。
それも結果につながりやすくなります。
 
そうしていると、もうやり切った!と感じる時がきます。
その時に、どうするかをふたりで考え、決められることを
おすすめしています。
 
どなたでも、妊娠する可能性はあります。
医学的な基準を満たしている
基礎体温は2層
排卵して、精子は良好
 
これだけ揃っていれば、妊娠の可能性はあるんです。
その可能性があるのに、期限を決めてやめてしまうことは
 
おふたりのところに生まれたいと思っている
赤ちゃんの声に応えられないでいます。
 
むやみに続けることはおすすめいたしませんが
可能性を自分で無くすようなことは避けたいですね。
 
今回のおふたりは、
赤ちゃんへの気持ちはまだ大きいようなので
お話をさせていただきました。
 
それから鍼灸治療を開始して、
11ヶ月目に妊娠され、出産も終えました。
このような事例がたくさんあるので、
赤ちゃんを呼んであげられるようにしてくださいね。
 
 
まとめ
毎日できる限り、悔いのない妊活をしましょう。
それが結果につながります。
期限はいつでも決められます。
 
何もせず続けることはおすすめしません。でも
あかちゃんへの想いがおふたりにあるようなら、
力を合わせて活動しましょう。
 
これからのことや治療のこと、妊活に関係することだけではなく
他のことも共有することをしてくださいね。
 
赤ちゃんはひとりでは授かれなません。
応援しています!!
 
毎日の妊活をおふたりで乗り越え、新たな家族の生活を楽しんでくださいね! 


病院の受け方で変わる


すでに病院へ行かれましたか。
それとも考えているところでしょうか。
 
病院の受診の仕方で、妊娠率に変わりがあるので
お伝えしますね。
 
最初に
半年、タイミング法で思ったように授かれない場合は
病院へ行きましょう。

 
・病院だからわかること
 
基本的なホルモン値
構造(卵管や子宮)
筋腫や内膜症など
確認できます。
 
自覚症状がないので、検査をしないとわかりません。
病院のありがたいところですね。
 
特に
採血は数値で
画像検査(エコーや内視鏡)は視覚で確認できるのでとってもわかりやすいです。
 
そして治療をすぐ受けることができます。
ほとんどの方は、ホルモン値は安定するでしょう。
 

・説明を受ける

自分の体はどうなっているのか、担当医から説明を受けます。
 
詳しい説明をくれる時と
大まかな説明の時があります。
 
これは、病院体質もあれば、医師の考えや性格でも変わります。
このことを理解して受診されると
聞きたいことが聞けると思います。
 
病院はひとりにかける時間が短いです。(その一つは保険診療のため)
そのため、必要なことだけの説明になるでしょう。
 
医師は、例えば細かく説明すると理解できなかったり、
混乱したりする可能性があるからとした考えです。
 
性格は医師も人間です。丁寧な人、早い人、話の整理が上手い人
時間を大切にする人、臨床より研究が好きな人
それぞれだからです。

 
・初診はご夫婦で

病院により受けられないところはありますが、
できる限り初診はお二人で受けましょう。
 
医師の説明はふたりで聞くことで、理解の仕方が違うからです。
一人ですと、聞くことばかりに気がとられ、
わからないことや言葉の意味などを聞き逃すからです。
 
質問することはできないでしょう。
 
初めてのことです。
医師と一対一は誰でも緊張するもの。
 
二人いれば、緊張感も半分になります。
また、男性のことも会話にあるので、男性も直接聞くことで
自分こととして聞けるでしょう。
 
医師の話にはヒントがあります、余裕をもって聞けるようにしてみましょう。

 
・定期受診でも検査数値は知りましょう

病院によっては検査結果用紙をいただけない場合はあります。
 
例えば、経費節約、人手不足、説明は口頭で十分など
病院側の理由があります。
 
特に定期受診ですと、「大丈夫」「良くなった」と
大まかな言葉で終わります。
 
何が「大丈夫」なの・・
忙しそうにしている医師ですと、聞きにくいと感じてしまいます。
一度、聞いてみると次も聞けるようになるので、最初の一回目は
勇気をもって聞いてみてください。
 
二人の時の方が聞きやすいかもしれませんね。

 
・治療の希望を決めておく

病院の説明を受けて、これからの妊活方向を決める場合があります。
検査しないとわかりませんので、その時は医師と相談して決めましょう。
 
そうはいってもおふたりのご都合もあると思います。
今はどのような治療を受けたいのか決めておきましょう。
 
タイミング法、人工授精、体外受精
それぞれの理由。
 
決めていかれると、医師の説明もわかりやすくなります。
医師もアドバイスをくれるかもしれません。
 
 
・妊娠率を上げる関わり方をそれぞれお話しします。
 
「病院だからわかること」
 
人の体は医学で全て理解されているものではありません。
ホルモン値が基準値であっても卵子が成長しない
採卵してみたら大きさは良いが空胞だった
LHサージのホルモン値上昇があっても、排卵したのかわからない
着床後の子宮の働き
など、一部でしかわからないことばかりです。
 
検査数値は基準値にあることが望ましいです。
しかし、ご自身の体の生理作用とホルモンがどのように
働き、関わっているのを知ることが必要になります。
それが検査したことで結果につながります。
 
 
「説明を受ける」
大まかな説明にはシンプルな良い面もありますが、
自分の体のことを自分が変わっていると、対策をたてられます。
 
大まかな表現を聞いた時、「どういうこと?」と
思われることがあるでしょう。
そのことに気づき、聞くことです。
 
そこに気づくことがとっても大切なところです。
それが、自分の体をわかりやすく理解できる様になります。
 
また、治療が医師任せにならないでいられます。
委ねるところは委ねますが赤ちゃんを授かることができるのは
おふたりだけです。
 
医師とともにその日が来るまで一緒に歩んでいく気持ちでいてください。
 
「初診はご夫婦で」
初めての病院、医師、治療なので緊張します。
これからの妊活を乗り越えるためにも、
医学知識やお互いの意思を共有しましょう。
 
医師から説明はその場で聞くことで、捉え方が変わります。
女性が聞いたことを自宅でご主人へ説明するとでは
内容の質に違いがでてしまいます。
 
妊活はふたりの希望を叶えることです。
そのためにも共有しながら活動することが必要なことです。
 
「定期受診でも検査数値は知りましょう」
自分の体がどうなっているのだろうが
はっきりわかるので
数値はできる限り用紙でもらいましょう。
 
口頭のみの病院でしたら、メモしましょう。
 
その蓄積した変化が次の対策になります。
 
何が大丈夫で、何が良くなったのかはわかりません。
せっかく検査を受けたので何が変わったのかの結果は知りたいもの
そしてそれがこれから先にどういい影響になるのかを知ると
次への意欲にもなりますよね。
 
定期受診は良いところはそこです。
変化を知れることで、妊娠率が上がります。
 
継続は力なり!
 
「治療の希望を決めておく」
おふたりで話すことが必要ですね。
その時間をつくることも妊活です。
 
こう思っているだろう・・
とお互い思い込んで話さないと、いつしかギクシャクします。
 
それは妊活がうまくいっていない時ほど起こります。
 
難しい決断で少なくして
時間や仕事、予算などお互い理解しながら
どうしていきたいのかなど希望や雑談にしてください。
 
早くお子さんが欲しい
体外受精はまだ
仕事が忙しいから、タイミング法から
 
ご夫婦でもそれぞれの都合があります。
大きな方向性だけは決めておき
柔軟に対応しながら受けていかれるようにしていかれると
妊活の負担が軽くなります。
 
・まとめ
病院を受診し、自分の体を数値や画像で知ることは
しておきましょう。
医学的な根拠はあった方が良いです。
 
しかし、全て医学でわかることはできません。
それは、人の体には生理作用という働きがあるからです。
 
体に必要な物質があっても、その作用の働きで生命は成り立っています。
自分の体を知ることで、対策ができる、そして病院に依存しない
ふたりが主役の妊活になります。
 
二人で乗り越えるには共有です。
それぞれの都合はあるものです。
 
妊活は継続が大きな力となります。
気持ちが落ち込んだりして、もうやめたい
と思われることがあるでしょう。
 
でも、赤ちゃんはあきらめることはできません。
病院へ通い、体に気遣い、気持ちは共有しながら
継続していけるようにしましょう。
 
 
授かりたいのに授かれないご夫婦をゼロにする!