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お知らせ & 妊活ブログ

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不妊と食事(夕飯)の食べ方


あなたは毎日の夕飯は何時ですか。
 
仕事をしていると8時や9時になっていませんか。
仕事がない時は
例えばご主人に合わせるとさらに遅くなって食べることがありませんか。
 
夕飯が遅いと卵巣の発育に影響があるとしたら、どうしますか。
実はあるんです。
 
消化器
それは、お腹の中に消化しきれなかった食べ物があると
就寝中に、消化を促すために活発になります。
本来なら身体はリラックスしている時ですが
それができなくなります。
 
メラトニン
睡眠中に分泌されるメラトニンに影響。睡眠を促すホルモンです。
消化器が動いているとメラトニンの分泌が抑制され、睡眠の質が低下します。
レム睡眠とノンレム睡眠のバランスが崩れます。睡眠が不安定になります。
 
インスリン
インスリンの作用である血糖値が上がることで、睡眠のバランスが取れなくなり
覚醒しやすくなります。
そして、体重増加もあります。

 
妊活に与える影響
ホルモンバランスが変わる。
成長ホルモン分泌に影響を与えるため、
卵子の成長や着床などの働きが低下
エストロゲンやプロゲステロンなどのバランに悪影響を与えます。
 
ホルモンは身体の中の量を脳や器官で調整しています。
こっちが多いとあちらを少なくするなどして、
時間帯や活動に合わせています。
 
睡眠に入ろうとした時に、胃のなかに消化するものがあれば
消化を優先的にします。
 
本当は消化器が落ち着き、成長ホルモンの働きを促したいところなのですが
それができないので、ホルモンのバランスがよくないわけです。
 
朝食を食べないことにもなる
夕飯が遅く、しっかりた寝ると
朝はお腹が空かないので、朝食を抜く習慣になります。
 
お腹が空かないと食べたいと思わないですよね。
 
朝食を食べないと、代謝が低下し疲労が蓄積したり、思考が低下したり
身体の働き全体に元気がなくなります。
 
代謝が低下すると卵子の成長にも影響がある可能性があります。
 

改善方法
・就寝前の3時間前には食べ終える
・どちらか遅い帰宅であれば先に食べる
・夕食後はゆっくりする
・果物を少なめに(糖質摂取が多い方)
・腹八分目まで
 
仕事をしながらの妊活は時間に追われる毎日です。
食事は細胞が元気に働くためのエネルギーの素
 
エネルギーが少ないと、身体の働きをするために
省エネにして最低限のエネルギー消費でまかないます。
 
これでは細胞に栄養や酸素が十分に届けることができません。
 
翌日の身体の働きは前日の夕飯からつながっています。
そして、夜は卵子の成長に適した時間帯です。
 
食事は妊活に大きな良い働きを促してくれます。
だけど、食べ方を間違えると、大事な卵子や子宮に
よくない影響にもなります。
 
今日から食事を妊活に役立ててくださいね。
不妊治療を早く改善したい、今のままでは不安
食事が取れているか心配、妊活に良い栄養のことを知りたい
と思われた方は、体験施術にお越しください。

食事の方法や栄養素が何が必要なのかを
あなたにあった食事をアドバイスいたします。
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毎日の妊活をおふたりで乗り越え、新たな家族の生活を楽しんでくださいね! 


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妊活と亜鉛


亜鉛と聞くと、男性だけの必要な栄養素と思われるかもしれませんが
女性は卵子の影響にあります。
 
亜鉛に関して女性・男性に関係することや亜鉛が身体にどのような作用をして
亜鉛の効果などお話ししていきますね。
 
目次
・亜鉛の作用
・妊活と亜鉛
・亜鉛と男性
・亜鉛と女性
・亜鉛・葉酸の基準値
・亜鉛の吸収率
・まとめ
 
亜鉛の作用
亜鉛は体内で多くの生理的な機能に関与しています。主な作用は以下の通りです。
 
亜鉛は細胞の働きに関係します。DNAやRNAなどの細胞分裂を行う酵素を活性化します。生理作用では重要な役割を果たす必須ミネラルで、健康には欠かせません。
 
酵素の活性化:体内のやく約200種類の酵素の働きを活性化させる補酵素。
新陳代謝、免疫作用を助け、細胞の合成などに関与しています。
 
免疫機能の向上:亜鉛は免疫力を高め、細菌やウイルスなど感染症に対する防御
        の役割をしています。免疫の抵抗力を高めます。
        また、キズナのなどの修復にも働いています。
 
細胞分裂と成長の促進:亜鉛は細胞の成長や修復に必要不可欠なミネラルです。
           細胞の再修復も積極的に働いています。
 
ホルモンの調整:女性ホルモン、男性ホルモン、甲状腺ホルモンなどの生成と
        分泌に関わりホルモンバランスを調整しています。
        インスリンの分泌にも影響を与えます。
 
味覚の維持:味覚を正常に保ちます。過剰摂取ですと味覚障害となります。
 

妊活と亜鉛
亜鉛は女性にも男性にも、妊活においても非常に重要な役割をしています。
 
亜鉛と女性
ホルモンのバランス:女性ホルモン(卵胞刺激ホルモン)の合成を活発にしており、排卵や着床率(黄体ホルモン)にも関与しています。
亜鉛が不足すると、未成熟卵、空胞や変性卵など発育に影響をきたします。
また、排卵が不安定になり、予定日に起きないことがよく起こります。
 
卵子の質の改善:卵子の細胞分裂に成熟する働きがあります。卵子の質を向上するには大切であり、妊娠率を高めることが期待されます。
 
免疫機能のサポート:免疫機能を正常化にします。
移植後の受精卵に対しても影響が出る場合があります。
妊娠初期では妊娠維持や感染症から守ります。
 
皮膚や髪の健康:皮膚や髪などの水分や艶が保たれます。妊活中でも美容は健康を保つ上では大切です。
肌荒れや脱毛が気になリ始めたら、亜鉛を補いましょう。
 
亜鉛と男性
よく聞かれます男性の影響は
精子の質:精子の生成には不可欠です。男性ホルモンのテストステロンの生成に関係が強いからです。
不足すると無精子症や数の減少、妊娠率に欠かせない運動率の低下、タイミング法を取る際に機能が起こせないなど起こる可能性があります。
これが男性不妊の一因となることがあります。
テストステロンの分泌促進:テストステロンの分泌にも影響を与え、精子の奇形率など質に影響します。亜鉛の適切な摂取は、男性不妊にはとっても有益な栄養素です。
 
 
亜鉛の基準値
成人の体内に2g含まれています。
筋肉、骨、皮膚、前立腺、肝臓など多くの臓器、全身の細胞に存在しています。
食事からの吸収率は約30%になります。
 
亜鉛の基準値(日本の厚生労働省推奨量)
成人男性:10mg/日
成人女性:8mg/日
妊婦中:11mg/日
授乳中:12mg/日

 
亜鉛の取り方
亜鉛は食事から摂取することができます。
亜鉛を多く含む食品は以下の通りです:
 
魚介類:牡蠣や貝類(亜鉛が非常に豊富)、アジ、イワシ、シジミ
特に牡蠣は100gあたり14.5mgと多く含まれています。
肉類:赤身肉(牛肉や豚肉)、豚レバー、鶏肉
野菜類:たけのこ、切り干し大根、枝豆、大葉
豆類:カボチャ、大豆、ゴマ
全粒穀物:オートミールや全粒粉のパン
ナッツ類:アーモンド、カシューナッツ
藻類:のり、わかめ
 
サプリメントを利用することも良いですが、基本は食物から取りましょう。
どうして取れない場合に利用してください。
亜鉛は過剰摂取する可能性があるからです。
 
 
亜鉛の吸収率
摂取する食品や栄養素により吸収率がアップします。
また、亜鉛は腸内で吸収されます・
その時に吸収率が低下することがあります。
それは
フィチン酸(穀物や豆類に含まれる)やカルシウムを多く摂る
 
亜鉛を効率よく吸収する方法
亜鉛を効率よく吸収するためには以下の点を意識しましょう:
 
動物性食品からの亜鉛は植物性食品からの亜鉛より吸収率が高いとされています。
動物性食品は肉、魚、卵などです。
フィチン酸を減らす:豆類や穀物に含まれるフィチン酸を減らします。
          浸水や発酵を利用してフィチン酸を減らすことが有効です。
カルシウムや鉄分とのバランス:カルシウムや鉄分は別々のタイミングで摂ること
               と吸収率は下がらずに行こう活用されます。
ビタミンCを一緒に摂取すると吸収率がアップします。
 
 
亜鉛をとったほうが良い人
妊活しているご夫婦
免疫力が低下している人
妊娠中・授乳中の女性
成長期の子ども
肌や髪の健康を気にしている人
偏った食生活の人
 
まとめ
亜鉛と妊活に関係では卵子の細胞の活性化や質を上がる、
男性では精子の運動率が上がる作用が期待されます。
これは細胞の分割が正常に働くからです。

免疫力の向上により着床率向上、
健康として肌や髪の健康に良いです。

基本は食物から摂取しますが、取れないときはサプリを利用します。この時に過剰摂取になりやすいので注意してください。

亜鉛の吸収率を上げるには動物性食品を中心に食べましょう。
フィチン酸やカルシウムを含む食品とは別々に摂取することを意識しましょう。
 
妊活における亜鉛の役割は多くあり、女性のホルモンバランスの調整や
卵子の質向上、男性の精子の健康やテストステロン分泌に影響します。

適切な量と食べ方で妊活に活用してくださいね。
 
亜鉛や他の栄養素が妊活の影響、自分の食べているものが適切に良いのか
知りたい方は体験施術にお越しください。
あなたに必要な栄養素や食べ方を一緒に考えましょう。
 
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授かりたいのに授かれない人をゼロにする
 

妊活 タンパク質


妊活にタンパク質はとっても大切な栄養素です。
それは卵子の成長に重要な役割を果たしているからです。
妊活とタンパク質のおすすめや
妊活とサプリ
タンパク質の量などいろんな面からお伝えしますね。
 
目次
・妊活にタンパク質が必要な理由
・タンパク質の作用
・タンパク質の基準値
・卵子とタンパク質
・タンパク質の取り方
・タンパク質の吸収率
・タンパク質を効率よく取る方法
・タンパク質をとったほうが良い人
・タンパク質のメリットとデメリットメリット:
・まとめ
 
 
妊活にタンパク質が必要な理由
卵子はタンパク質から作られています。そして卵子の成長にも大きな働きをします。
そのためタンパク質を適量に取ることは妊活中に欠かせません。
 
妊活は体調管理やホルモンバランスを整えることが必要で、タンパク質はこれらの作用を助けてくれますので裏方でも働いています。
特に細胞の代謝を上げ、身体全体の血液の流れを促しています。
 
卵子の空胞や変性卵など細胞になんかしら良くない変化があるときは
タンパク質が細胞の成長や修復に力となります。
タンパク質は妊活の基盤となります。
 
タンパク質の作用
体内でアミノ酸に分解さるタンパク質は、身体の代謝を助ける酵素を作る元となります。
細胞の再生により卵子の質を高め、採卵では活発な卵子が精子と出会える可能性が上がります。
 
受精卵になった時はその発育を助け、もし数回、採卵しても取れない方には適切な摂取量で細胞が元気になる機体がされます。
 
タンパク質の基準値
妊活中のタンパク質の摂取量は、体重1kgあたり1g/1日、程度が目安です。
体重50kgの人は、50gになります。
妊活は体重1kgあたり1.5g/1日のタンパク質の摂取を目安が推奨されます。
妊活中にプロテインパウダーを摂っている方は取り過ぎに注意が必要です。
 
卵子とタンパク質
妊娠するための卵子の質はとっても重要なひとつです。
卵子は細胞ですので良質な卵子を育てるためには十分なタンパク質が求められます。特に卵子形成にはタンパク質のアミノ酸が重要です。
このアミノ酸は酵素を作る上では繰り返し作成してくれる働きがあるからです。
細胞を若返とも言えるかもしれませんね。
良質で適量のタンパク質を摂取することは卵子の発育と成熟をサポートします。
 
タンパク質の取り方
タンパク質は20種類のアミノ酸から構成しています。
その内、非必須アミノ酸は11種類
必須アミノ酸は9種類
必須アミノ酸は身体の中で作ることができないので必ず食事から摂取することが
必要です。
 
タンパク質は植物性と動物性があります。
 
植物性タンパク質(大豆類、豆腐、ナッツ、納豆、種子、アスパラガス、ブロッコリーなど)食物繊維も含んでいるため、健康維持にもいいですね。
 
動物性タンパク質(肉、魚、卵、乳製品など)、必須アミノ酸を効率よく含んでいるので体内で効率よく利用されます。
筋肉合成の役割があるため、基礎代謝を上げる効果もきたされます。その場合適度な運動をしましょう。
 
妊活とプロテイン
基本は食物から摂ることをおすすめいたします。
でも事情により食べられない時もあります。
 
その時はプロテインを利用されるタンパク質不足を予防できます。
 
プロテインはその他の栄養素、微量栄養素なども含まれているため
栄養も取れます。
 
人口的なものなので時に、内臓が疲れたり、免疫作用が過剰に働き、体調不良にいたることがあります。
食事の量とプロテインの量は計算して取りましょう。
 
タンパク質の吸収率
動物性タンパク質は吸収率が高く、効率よく体内で利用されます。
植物性タンパク質は吸収がゆっくりなので、動物性と組み合わせることで吸収率を高めることができます。
 
タンパク質を効率よく取る方法
バランスが取れた食事:1日の食事に植物性と動物性のタンパク質を組み合わせることで卵子細胞が活発に働きます。
食事にひと工夫::副菜を入れる。または卵などを間食として摂ることで、必要なタンパク質を取ることができます。
プロテイン補助食品: 1日の食事から十分にタンパク質を摂るのが難しい時は、
プロテインパウダーを利用することで継続して取れることになります。
 
タンパク質をとったほうが良い人
卵子の質を高めたい人
子宮内膜の環境を整えたい人
適切な体組成にしたい人
ストレス発散や耐性をつくりたい人
筋肉をつけて代謝を上げたい人
妊活中の人には、ホルモンバランスを整える、適切な筋肉量や脂肪率、BMIなどが
妊娠率に影響するので、必要なタンパク質を摂りたいですね。
 
タンパク質のメリットとデメリット
メリット:
筋肉量の増加
免疫力アップ
血流や細胞の合成
卵子の質向上
 
デメリット:
過剰摂取の場合脂肪に変換され、脂肪率が上がるので、基礎代謝が低下
過剰摂取は腎臓に影響をきたす場合があります。
食物アレルギーに注意
 
まとめ
妊活において卵子や子宮環境にはタンパク質はとっても大事です。
卵子の質向上、子宮内膜の良質な質、基礎代謝アップ、エストロゲンとプロゲステロンのバランスなど、さまざまな面で機能してくれます。
バランスよく摂取するにはちょっとしたひと工夫で変わります。過剰摂取にならないように1日の摂取量は計算しておきましょう。プロテインを利用する場合も気をつけてくださいね。そしては必要な量はしっかり摂りましょう。
 
妊活のタンパク質や栄養素など自分の取れている量や質、摂りすぎていないのか
など気になる方は体験施術にお越しください。
あなたに合った食べ方や量をお伝えします。
体験施術はこちらを参考にしてくださいね
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食事は最良の薬は食事です! 

妊活と葉酸


不妊の改善には食事や栄養分の取り方が大切です。
その中でもよく聞かれる葉酸の栄養に関する役割について詳しく説明しますね。
 
葉酸は不妊治療だけでなく妊娠した後も重要な栄養素です。
葉酸の基準値や作用、吸収方法などについて詳細にまとめます。
妊活と葉酸、サプリもお話ししますね。
 
目次
・葉酸の作用
・葉酸の基準値
・葉酸の取り方
・葉酸の吸収率
・葉酸を効率よく吸収する方法
・葉酸をとったほうが良い人
・葉酸のメリットとデメリット
・まとめ
 
葉酸の作用
葉酸は水溶性ビタミンB群の一種です。
葉酸はDNAを形成する必要な栄養です。
欠乏すると細胞分裂や赤ちゃんの成長に障害がでます。
例えば無脳症といった先天性奇形を招いてしまいます。
 
このよう妊娠に気づいてからでは間に合いません。妊活では流産や胎児早期剥離などの原因と考えられています。神経管閉鎖障害(脳や脊髄)が起こることがあり妊娠4週目までです。
卵子の成長には必要な栄養素です。
貧血の予防や免疫機能の向上にも寄与します。
 
葉酸の基準値
必要な量は成人において1日約400マイクログラム(µg)とされています。
妊婦の女性は240 µg。妊活中の卵子や着床などにはとっても必要なことがわかります。
 
特に妊娠初期の神経管閉鎖障害のリスクを減少させるため、妊娠を計画している女性や妊娠中の女性は、1日400~480µgの葉酸を摂取することが推奨されています。
 
 
葉酸の取り方
葉酸は水溶性のため、加熱すると失われやすい栄養素です。
例えば、やさいなどは生で食べることが良いです。
葉酸は体内に蓄積できないので、毎日摂るように心がけが大事です。
 
主に以下の食品に多く含まれています。
 
緑黄色野菜(ほうれん草、ブロッコリー)
レバー(オス梅は鶏レバー)
果物(オレンジ、アボカド)
豆類(大豆、枝豆)
焼き海苔
全粒穀物(玄米、オートミール)
など
 
葉酸サプリメントを利用することで摂取する量が増え、食事で取れずに
十分に摂取できない場合を補えます。
 
葉酸の吸収率
葉酸の吸収率は食品に含まれる葉酸の種類によって異なります。
天然の葉酸(ポリグルタミン酸)の吸収率は低めですが、サプリメントに含まれる葉酸(モノグルタミン酸/合成葉酸)は吸収率が高く、効率的に体に取り込まれます。天然型は約50%に対して合成型は約80%以上と言われています。
 
栄養素は基本的に食物から摂取することをお勧めしていますが
葉酸はサプリを利用することで、妊娠、出産に必要な栄養素を取れるでしょう。
 
 
葉酸を効率よく吸収する方法
食事と一緒に摂取: ビタミンCは葉酸の吸収を助けることが知られています。
また、食事しながらですと他の栄養素と一緒に摂取することで、葉酸の吸収が
アップします。
 
加熱は可能な限りしない: 葉酸は熱に弱いので、過剰な加熱によって失われやすいです。生の野菜や軽い加熱が理想的です。
 
葉酸をとったほうが良い人
妊活している女性:ビタミンB群の一種ですので、代謝に関係があります。卵巣機能の向上、精子の生成に関係します。
 
また、代謝が活発なることで身体の全体の働きの作用が効率よくなります。
DNA/RNAなどの合成を促します。タンパク質の合成にも働いています。
 
妊婦された女性:神経管閉鎖障害を予防するため、妊活中から葉酸の摂取を心掛け
準備することが推奨されます。
 
食事が細い・偏りの人: 食事量が少ない、栄養素に偏りがありバランスが良くない
人は十分に葉酸が摂取できていない可能性があります。
アルコール摂取が多い人は葉酸の吸収低下を招いてしまうと考えられています。
食事も葉酸が入っているものを食べる機会が少ない可能性があります。特に野菜です。
 
食物から取りますがサプリメントで補うことが推奨されます。
 
葉酸のメリットとデメリット
メリット

貧血の予防: 葉酸は赤血球の形成を促すので、貧血を予防します。
神経管閉鎖障害の予防: 妊娠初期(4週目まで)には神経管がつくられます。
神経管閉鎖障害のリスクを大幅に減少させることができます。
 
免疫機能の向上: 葉酸は免疫系にも関与していることがわかり、葉酸が取れていないとT細胞が減少し、自己免疫疾患、自分の細胞を攻撃してしまうことが考えられます。そこには炎症も起こります。体調生理維持に役立ちます。
 
デメリット
食事からの過剰摂取の難しさ: 通常の食事では過剰摂取はほとんど心配いりませんが、その分吸収される量も少ないです。
サプリメントを利用したときに取れていないと思い込み多く利用していると摂取にもなりますので注意が必要です。
 
過剰摂取のリスク: 過剰な葉酸摂取は、特にサプリメントで摂りすぎると、神経障害のリスクを高めることがあります。
1日1000µg以上にならないようにしてください。1日の摂取量は400µgです。
 

 葉酸の注意点
薬との相互作用: 一部の薬と葉酸は相互作用を起こすことがあるため、薬を服用している特に妊活中の人は医師に相談してから葉酸を摂取することをお勧めします。
 

まとめ
葉酸は不妊症の改善や妊娠中の赤ちゃんの成長やご本人の健康維持において重要な役割を果たす栄養素です。
 
特に、妊活を半年続けて成果がない人は葉酸がどれくらい摂取できているか
測ると良いでしょう。
それだけ妊娠を計画している女性にとって、欠かせない栄養素です。
 
また妊娠初期に葉酸は赤ちゃんの神経管をつくられる時期なので神経管閉鎖障害を防ぐために重要です。
 
葉酸の摂取は、基本は食事から摂るものですが、天然の葉酸の吸収率は合成の葉酸と比べると高くないので、サプリを利用することで効率的に取れると思われます。
 
注意してほしいことは、サプリを飲んでいるから、食事の栄養素をとつことは忘れないでいただきたいことと、サプリと食物により過剰摂取があるので、摂取量を見ながら適切な量を守ることが大切です。
 
葉酸の摂取について、わたしはどうなんだろう、どのような取り方が良いのかな
今の食事で取れているのか知りたい、など葉酸や栄養全般のことを聞きしたい方は
体験施術で行っています。
 
あなたに必要な栄養素や葉酸の摂り方など、アドバイスします。
気軽にお問い合わせくださいね。
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妊活と鉄 栄養素


不妊の原因になる栄養素は非常に大切で欠かせないものです。
栄養素のひとつ「鉄」は妊娠を望む女性にとっては生理周期や排卵、着床に
重要な栄働きをしています。
 
鉄分についてみていきましょう。
 
目次
・不妊と栄養
・鉄の基準値
・鉄の作用
・鉄の取り方
・鉄を効率よく吸収する方法
・鉄がとったほうが良い人
・鉄のメリット、リスク
・鉄分の吸収率
・まとめ
 
 
・不妊と栄養
不妊の原因には栄養素があります。栄養素は身体を作るだけでなく
身体の基本的な働きを促す作用があります。
 
今回な栄養素の中でも必要とされている
鉄分についてみていきます。
 
鉄分は酸素の運搬、エネルギー産生、細胞の合成などが主な働きです。
 
鉄分は妊娠を望む女性には特別で必要な栄養素です
その基準値や作用、取り方などによって効果に違いがでます。
 
鉄分が不足していると、生理不順、重い生理痛、卵子の成長、排卵障害などを引き起こすことがあります。
鉄分で思いつくことが貧血ですね。
血液中のヘモグロビンが不足すると貧血となります。
主な症状は疲労、めまい、動悸、顔色が良くない、氷を食べたがる、など。
 
貧血は全身へ酸素を運ぶ量が減り、栄養素も届けられる分が少なくなります。
その結果、ホルモンの調整ができずに、卵子の成長に影響をきたします。
そのほかには男性の生殖器の機能を低下してしまいます。
 
 
 
・鉄の基準値
基準値:成人女性では10,5mg/1日とされています。
妊娠初期:プラス2,5mg
中期以降:プラス9,5mg
妊活中の鉄分は血流に関係があるので、常に取れているか意識した食事を心がけることで予防ができます。
 
 
・鉄の作用
血液を運搬:ヘモグロビンの働きとして酸素を身体全体に運ぶ役割があります。ホルモンを必要なところへ送り届けられます。
 
エネルギーを作る:血液内のヘモグロビンが運動中に必要なエネルギーを作り出します。代謝が上がると卵子細胞が活発になります。
 
免疫機能:感染したときに免疫を活発にします。これは白血球に関係しているためです。よく言われることは着床を妨げる働きが起こることです。
 
やる気:脳細胞間の神経伝達物質を作るときに必要なのが鉄です。足りているとやる気になったり楽しい気持ちになります。妊活のストレスが蓄積した時に、イライラしたり、落ち着かないなど交感神経が強くなる可能性があります。
 
・鉄の取り方
基本は食材から摂取してください。
ヘム鉄と非ヘム鉄があります。
ヘム鉄は動物性食品です。肉、レバー、赤みの魚、カツオ、アサリ
非ヘム鉄は植物性食品です。豆、穀物、野菜、プルーン、小松菜、納豆
ヘム鉄は非ヘム鉄の役5倍以上、消化管から吸収します。
非ヘム鉄は毎日取り、ヘム鉄は週に1〜2回取れるようにしてください。
 
 
・鉄を効率よく吸収する方法
鉄の吸収を上げるには、ビタミンCを一緒に摂りましょう。
キウイ、オレンジ、ブロッコリーなど
 
逆に
吸収を妨げるものは
タンニンを含む飲み物。コーヒー、紅茶、ウーロン茶
飲んではいけないというわけではありませんが、
特に空腹の時に飲むのは避けたほうが良いかもしれませんね。
 
 
・鉄がとったほうが良い人
月経量が多い、回数が多い、固まりがある、流産経験がある
妊活中、妊娠中の方です。
出血が多いと必然的に鉄分が失われますので、日頃から摂取してください。
 
妊娠中の方も同様で、赤ちゃんに鉄分を与えるために必要です。
妊活中の方は卵子に成長、子宮環境を整えるためには絶対に必要です。
 
運動する方は鉄分が失われるので、毎日意識して取るようにしてください。
 
・鉄のデメリット、リスク
過剰な鉄分の摂取には気をつけてください。
1日40mg以上ですと摂り過ぎている可能性があります。
食物のみで摂取していればそんなことはないのですが
サプリを併用していると、気がつかないでいることがあります。
 
主な症状は、疲労、下痢、腹痛、肝臓機能低下などがあります
 
妊活中の方はなるべく食物から摂るようにし、取れないときは
サプリを利用しましょう。
その時に含有量を把握してくださいね。
 
 
・鉄分の吸収率
意識して食べているけど一向に鉄分が増えない
そんなときは鉄分の吸収率が関係しています。
食べた分全て身体に吸収されるわけではありません。
ヘム鉄:10〜20%、タンパク質に含まれているため身体に
吸収しやすい構造だからです。
非ヘム鉄:2〜5%。
 

・まとめ
妊活における栄養素として鉄分は必要です。
血液の流れ、細胞の代謝、卵子の成長や内膜を厚くする
生理周期を安定するなど、妊娠する作用と密接に関係しています。
 
鉄分の吸収率は低いので、ヘム鉄と非ヘム鉄を意識した上で
毎日気をつけて摂るようにしてください。
ビタミンCを一緒に食べると吸収率は上がります。
 
妊活に必要な栄養素、卵子の成長に欠かせない栄養素
流産予防のための栄養、
妊活に必要な栄養素や自分は何を取ればいいのか
迷われている方は
体験施術でお聞きください。
 
あなたに合った
食べ物や栄養、摂り方などをアドバイスいたします。
 
体験施術の詳しいことはこちらを参考にしてください。
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妊活中のカフェインはどれくらい


カフェインについてよく質問されます。
 
妊活中なので飲まないようにしています
コーヒーは1日1杯
その他は白湯にしました
 
どれくらい飲んでいいものですか・・?
 
 
不妊治療とカフェインいついて

目次
・カフェイン飲料
・身体の作用
・カフェインの効果
・よくないとされる作用
・妊活への影響
・代替飲料
・まとめ

 
カフェイン飲料

コーヒー・紅茶・緑茶・ウーロン茶・最近ではエナジードリンクなど。
茶葉に含まれている成分の一つです。
チョコレートやココアにも入っています。
 
身体の作用

身体で作られるアデノシンの作用はアデノシン受容体に結合して
神経を落ち着かせる作用があります。
 
カフェインはアデノシンの結合を阻害するために神経を興奮させてています。
交感神経優位の働きになります。
 
 
カフェインの効果

交感神経を優位にする作用
例えば、疲労回復・集中力アップ・活動しやすい
香りでリラックス
代謝を上げることになります。
 
よくないとされる作用

不眠、入眠困難・目が覚めやすい
めまい・動悸・不安・下痢・興奮・頭痛
 
どれくらいの量
ハッキリと推奨されている量はありませんので目安になります。
 
カフェイン推奨量は300mgや400mg以下とされています。
1日の量は約200mlカップで2〜3杯にあたります。
200ml中のカフェイン量は120mg程度です。
 
海外ですと1日の量は100mg〜200mgに制限され推奨されています。
 
 
妊活への影響

様々な国の報告からですと
不妊治療に大きな影響は少なく、流産に影響があると言われています。
日常で取るカフェインで身体の働きが変わるので、
その辺りの変化による影響の報告はありません。
 
統計が取れないとも言えますが、
カフェインを夜、摂ることで睡眠の質が下がる、眠れない
 
血液の流れの影響で
卵巣機能の低下・卵胞の発育に影響・子宮内膜の質が低下・着床率低下
など可能性としてはあるかもしれません。
 
男性であれば
精子の質や運動率に影響の可能性
 
必ずこのような作用が起こることではありませんが
可能性のあることは、そうならないようにすることで
妊娠率をさらに下げてしまうことは避けられると考えます。
 
身体の働きや習慣は個人差があルので、自分にあった方法をしましょう。

 
代替飲料

白湯(おすすめ)・麦茶
ハーブティー
水・牛乳
など
 
まとめ
飲料はどのようなものでもか過剰摂取は身体にとって良いことはありません。
とても良く必要な栄養素としてたくさん食べても、
それは良い作用にはならないでしょう。
 
カフェインは悪いことばかりではないので、
良い作用をうまく利用することも試してはどうでしょうか。
 
1日の量は
カフェインは1日、2〜3杯でしたら大丈夫と思われます。
 
不妊専門治療院の経験からアドバイス
カフェインをまったく取らない生活は必要ありません。
なぜならカフェインをやめて、その後妊娠した方はいないからです。
 
妊娠しない方にはそのほかに原因があります。
しかし、
我慢せずにカフェインを取らないで生活ができる方はそのままで良いでしょう。
 
よくデカフェはどうですかと聞かれますが
美味しく飲んで、心身とも元気になってほしいので
通常のコーヒーが好みであれば、あらためてデカフェにせず
2〜3杯美味しく飲んでくださいと伝えます。
 
デカフェが好きな方は飲んでくださいね。
 
気にかけてほしいこと
空腹のコーヒーは避けてください
着床時期は少なめに
生理初期も少なめに
過剰接種は避けてください。
 
どうしてもカフェインが気になる方は取らないでもいいですし
我慢を続けるようでしたら時々飲んでも良いと思います。
 
身体に、こころにカフェインを効果的に作用として身につける方法を考えると
妊活に良い影響をもたらすと思います。
 
基本はおいしく、食べて、飲みましょう。
食欲は元気の源です。
そして、日常の生活は楽しく

カフェインの作用とリスク、1日の量、その他の妊活に良い飲み物を
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毎日の妊活をおふたりで乗り越え、新たな家族の生活を楽しんでくださいね!