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お知らせ & 妊活ブログ

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妊活と鉄 栄養素


不妊の原因になる栄養素は非常に大切で欠かせないものです。
栄養素のひとつ「鉄」は妊娠を望む女性にとっては生理周期や排卵、着床に
重要な栄働きをしています。
 
鉄分についてみていきましょう。
 
目次
・不妊と栄養
・鉄の基準値
・鉄の作用
・鉄の取り方
・鉄を効率よく吸収する方法
・鉄がとったほうが良い人
・鉄のメリット、リスク
・鉄分の吸収率
・まとめ
 
 
・不妊と栄養
不妊の原因には栄養素があります。栄養素は身体を作るだけでなく
身体の基本的な働きを促す作用があります。
 
今回な栄養素の中でも必要とされている
鉄分についてみていきます。
 
鉄分は酸素の運搬、エネルギー産生、細胞の合成などが主な働きです。
 
鉄分は妊娠を望む女性には特別で必要な栄養素です
その基準値や作用、取り方などによって効果に違いがでます。
 
鉄分が不足していると、生理不順、重い生理痛、卵子の成長、排卵障害などを引き起こすことがあります。
鉄分で思いつくことが貧血ですね。
血液中のヘモグロビンが不足すると貧血となります。
主な症状は疲労、めまい、動悸、顔色が良くない、氷を食べたがる、など。
 
貧血は全身へ酸素を運ぶ量が減り、栄養素も届けられる分が少なくなります。
その結果、ホルモンの調整ができずに、卵子の成長に影響をきたします。
そのほかには男性の生殖器の機能を低下してしまいます。
 
 
 
・鉄の基準値
基準値:成人女性では10,5mg/1日とされています。
妊娠初期:プラス2,5mg
中期以降:プラス9,5mg
妊活中の鉄分は血流に関係があるので、常に取れているか意識した食事を心がけることで予防ができます。
 
 
・鉄の作用
血液を運搬:ヘモグロビンの働きとして酸素を身体全体に運ぶ役割があります。ホルモンを必要なところへ送り届けられます。
 
エネルギーを作る:血液内のヘモグロビンが運動中に必要なエネルギーを作り出します。代謝が上がると卵子細胞が活発になります。
 
免疫機能:感染したときに免疫を活発にします。これは白血球に関係しているためです。よく言われることは着床を妨げる働きが起こることです。
 
やる気:脳細胞間の神経伝達物質を作るときに必要なのが鉄です。足りているとやる気になったり楽しい気持ちになります。妊活のストレスが蓄積した時に、イライラしたり、落ち着かないなど交感神経が強くなる可能性があります。
 
・鉄の取り方
基本は食材から摂取してください。
ヘム鉄と非ヘム鉄があります。
ヘム鉄は動物性食品です。肉、レバー、赤みの魚、カツオ、アサリ
非ヘム鉄は植物性食品です。豆、穀物、野菜、プルーン、小松菜、納豆
ヘム鉄は非ヘム鉄の役5倍以上、消化管から吸収します。
非ヘム鉄は毎日取り、ヘム鉄は週に1〜2回取れるようにしてください。
 
 
・鉄を効率よく吸収する方法
鉄の吸収を上げるには、ビタミンCを一緒に摂りましょう。
キウイ、オレンジ、ブロッコリーなど
 
逆に
吸収を妨げるものは
タンニンを含む飲み物。コーヒー、紅茶、ウーロン茶
飲んではいけないというわけではありませんが、
特に空腹の時に飲むのは避けたほうが良いかもしれませんね。
 
 
・鉄がとったほうが良い人
月経量が多い、回数が多い、固まりがある、流産経験がある
妊活中、妊娠中の方です。
出血が多いと必然的に鉄分が失われますので、日頃から摂取してください。
 
妊娠中の方も同様で、赤ちゃんに鉄分を与えるために必要です。
妊活中の方は卵子に成長、子宮環境を整えるためには絶対に必要です。
 
運動する方は鉄分が失われるので、毎日意識して取るようにしてください。
 
・鉄のデメリット、リスク
過剰な鉄分の摂取には気をつけてください。
1日40mg以上ですと摂り過ぎている可能性があります。
食物のみで摂取していればそんなことはないのですが
サプリを併用していると、気がつかないでいることがあります。
 
主な症状は、疲労、下痢、腹痛、肝臓機能低下などがあります
 
妊活中の方はなるべく食物から摂るようにし、取れないときは
サプリを利用しましょう。
その時に含有量を把握してくださいね。
 
 
・鉄分の吸収率
意識して食べているけど一向に鉄分が増えない
そんなときは鉄分の吸収率が関係しています。
食べた分全て身体に吸収されるわけではありません。
ヘム鉄:10〜20%、タンパク質に含まれているため身体に
吸収しやすい構造だからです。
非ヘム鉄:2〜5%。
 

・まとめ
妊活における栄養素として鉄分は必要です。
血液の流れ、細胞の代謝、卵子の成長や内膜を厚くする
生理周期を安定するなど、妊娠する作用と密接に関係しています。
 
鉄分の吸収率は低いので、ヘム鉄と非ヘム鉄を意識した上で
毎日気をつけて摂るようにしてください。
ビタミンCを一緒に食べると吸収率は上がります。
 
妊活に必要な栄養素、卵子の成長に欠かせない栄養素
流産予防のための栄養、
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迷われている方は
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妊活と葉酸


不妊の改善には食事や栄養分の取り方が大切です。
その中でもよく聞かれる葉酸の栄養に関する役割について詳しく説明しますね。
 
葉酸は不妊治療だけでなく妊娠した後も重要な栄養素です。
葉酸の基準値や作用、吸収方法などについて詳細にまとめます。
妊活と葉酸、サプリもお話ししますね。
 
目次
・葉酸の作用
・葉酸の基準値
・葉酸の取り方
・葉酸の吸収率
・葉酸を効率よく吸収する方法
・葉酸をとったほうが良い人
・葉酸のメリットとデメリット
・まとめ
 
葉酸の作用
葉酸は水溶性ビタミンB群の一種です。
葉酸はDNAを形成する必要な栄養です。
欠乏すると細胞分裂や赤ちゃんの成長に障害がでます。
例えば無脳症といった先天性奇形を招いてしまいます。
 
このよう妊娠に気づいてからでは間に合いません。妊活では流産や胎児早期剥離などの原因と考えられています。神経管閉鎖障害(脳や脊髄)が起こることがあり妊娠4週目までです。
卵子の成長には必要な栄養素です。
貧血の予防や免疫機能の向上にも寄与します。
 
葉酸の基準値
必要な量は成人において1日約400マイクログラム(µg)とされています。
妊婦の女性は240 µg。妊活中の卵子や着床などにはとっても必要なことがわかります。
 
特に妊娠初期の神経管閉鎖障害のリスクを減少させるため、妊娠を計画している女性や妊娠中の女性は、1日400~480µgの葉酸を摂取することが推奨されています。
 
 
葉酸の取り方
葉酸は水溶性のため、加熱すると失われやすい栄養素です。
例えば、やさいなどは生で食べることが良いです。
葉酸は体内に蓄積できないので、毎日摂るように心がけが大事です。
 
主に以下の食品に多く含まれています。
 
緑黄色野菜(ほうれん草、ブロッコリー)
レバー(オス梅は鶏レバー)
果物(オレンジ、アボカド)
豆類(大豆、枝豆)
焼き海苔
全粒穀物(玄米、オートミール)
など
 
葉酸サプリメントを利用することで摂取する量が増え、食事で取れずに
十分に摂取できない場合を補えます。
 
葉酸の吸収率
葉酸の吸収率は食品に含まれる葉酸の種類によって異なります。
天然の葉酸(ポリグルタミン酸)の吸収率は低めですが、サプリメントに含まれる葉酸(モノグルタミン酸/合成葉酸)は吸収率が高く、効率的に体に取り込まれます。天然型は約50%に対して合成型は約80%以上と言われています。
 
栄養素は基本的に食物から摂取することをお勧めしていますが
葉酸はサプリを利用することで、妊娠、出産に必要な栄養素を取れるでしょう。
 
 
葉酸を効率よく吸収する方法
食事と一緒に摂取: ビタミンCは葉酸の吸収を助けることが知られています。
また、食事しながらですと他の栄養素と一緒に摂取することで、葉酸の吸収が
アップします。
 
加熱は可能な限りしない: 葉酸は熱に弱いので、過剰な加熱によって失われやすいです。生の野菜や軽い加熱が理想的です。
 
葉酸をとったほうが良い人
妊活している女性:ビタミンB群の一種ですので、代謝に関係があります。卵巣機能の向上、精子の生成に関係します。
 
また、代謝が活発なることで身体の全体の働きの作用が効率よくなります。
DNA/RNAなどの合成を促します。タンパク質の合成にも働いています。
 
妊婦された女性:神経管閉鎖障害を予防するため、妊活中から葉酸の摂取を心掛け
準備することが推奨されます。
 
食事が細い・偏りの人: 食事量が少ない、栄養素に偏りがありバランスが良くない
人は十分に葉酸が摂取できていない可能性があります。
アルコール摂取が多い人は葉酸の吸収低下を招いてしまうと考えられています。
食事も葉酸が入っているものを食べる機会が少ない可能性があります。特に野菜です。
 
食物から取りますがサプリメントで補うことが推奨されます。
 
葉酸のメリットとデメリット
メリット

貧血の予防: 葉酸は赤血球の形成を促すので、貧血を予防します。
神経管閉鎖障害の予防: 妊娠初期(4週目まで)には神経管がつくられます。
神経管閉鎖障害のリスクを大幅に減少させることができます。
 
免疫機能の向上: 葉酸は免疫系にも関与していることがわかり、葉酸が取れていないとT細胞が減少し、自己免疫疾患、自分の細胞を攻撃してしまうことが考えられます。そこには炎症も起こります。体調生理維持に役立ちます。
 
デメリット
食事からの過剰摂取の難しさ: 通常の食事では過剰摂取はほとんど心配いりませんが、その分吸収される量も少ないです。
サプリメントを利用したときに取れていないと思い込み多く利用していると摂取にもなりますので注意が必要です。
 
過剰摂取のリスク: 過剰な葉酸摂取は、特にサプリメントで摂りすぎると、神経障害のリスクを高めることがあります。
1日1000µg以上にならないようにしてください。1日の摂取量は400µgです。
 

 葉酸の注意点
薬との相互作用: 一部の薬と葉酸は相互作用を起こすことがあるため、薬を服用している特に妊活中の人は医師に相談してから葉酸を摂取することをお勧めします。
 

まとめ
葉酸は不妊症の改善や妊娠中の赤ちゃんの成長やご本人の健康維持において重要な役割を果たす栄養素です。
 
特に、妊活を半年続けて成果がない人は葉酸がどれくらい摂取できているか
測ると良いでしょう。
それだけ妊娠を計画している女性にとって、欠かせない栄養素です。
 
また妊娠初期に葉酸は赤ちゃんの神経管をつくられる時期なので神経管閉鎖障害を防ぐために重要です。
 
葉酸の摂取は、基本は食事から摂るものですが、天然の葉酸の吸収率は合成の葉酸と比べると高くないので、サプリを利用することで効率的に取れると思われます。
 
注意してほしいことは、サプリを飲んでいるから、食事の栄養素をとつことは忘れないでいただきたいことと、サプリと食物により過剰摂取があるので、摂取量を見ながら適切な量を守ることが大切です。
 
葉酸の摂取について、わたしはどうなんだろう、どのような取り方が良いのかな
今の食事で取れているのか知りたい、など葉酸や栄養全般のことを聞きしたい方は
体験施術で行っています。
 
あなたに必要な栄養素や葉酸の摂り方など、アドバイスします。
気軽にお問い合わせくださいね。
体験施術についてはこちらを参考にしてください。
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毎日の妊活をおふたりで乗り越え、新たな家族の生活を楽しんでくださいね! 

妊活中のカフェインはどれくらい


カフェインについてよく質問されます。
 
妊活中なので飲まないようにしています
コーヒーは1日1杯
その他は白湯にしました
 
どれくらい飲んでいいものですか・・?
 
 
不妊治療とカフェインいついて

目次
・カフェイン飲料
・身体の作用
・カフェインの効果
・よくないとされる作用
・妊活への影響
・代替飲料
・まとめ

 
カフェイン飲料

コーヒー・紅茶・緑茶・ウーロン茶・最近ではエナジードリンクなど。
茶葉に含まれている成分の一つです。
チョコレートやココアにも入っています。
 
身体の作用

身体で作られるアデノシンの作用はアデノシン受容体に結合して
神経を落ち着かせる作用があります。
 
カフェインはアデノシンの結合を阻害するために神経を興奮させてています。
交感神経優位の働きになります。
 
 
カフェインの効果

交感神経を優位にする作用
例えば、疲労回復・集中力アップ・活動しやすい
香りでリラックス
代謝を上げることになります。
 
よくないとされる作用

不眠、入眠困難・目が覚めやすい
めまい・動悸・不安・下痢・興奮・頭痛
 
どれくらいの量
ハッキリと推奨されている量はありませんので目安になります。
 
カフェイン推奨量は300mgや400mg以下とされています。
1日の量は約200mlカップで2〜3杯にあたります。
200ml中のカフェイン量は120mg程度です。
 
海外ですと1日の量は100mg〜200mgに制限され推奨されています。
 
 
妊活への影響

様々な国の報告からですと
不妊治療に大きな影響は少なく、流産に影響があると言われています。
日常で取るカフェインで身体の働きが変わるので、
その辺りの変化による影響の報告はありません。
 
統計が取れないとも言えますが、
カフェインを夜、摂ることで睡眠の質が下がる、眠れない
 
血液の流れの影響で
卵巣機能の低下・卵胞の発育に影響・子宮内膜の質が低下・着床率低下
など可能性としてはあるかもしれません。
 
男性であれば
精子の質や運動率に影響の可能性
 
必ずこのような作用が起こることではありませんが
可能性のあることは、そうならないようにすることで
妊娠率をさらに下げてしまうことは避けられると考えます。
 
身体の働きや習慣は個人差があルので、自分にあった方法をしましょう。

 
代替飲料

白湯(おすすめ)・麦茶
ハーブティー
水・牛乳
など
 
まとめ
飲料はどのようなものでもか過剰摂取は身体にとって良いことはありません。
とても良く必要な栄養素としてたくさん食べても、
それは良い作用にはならないでしょう。
 
カフェインは悪いことばかりではないので、
良い作用をうまく利用することも試してはどうでしょうか。
 
1日の量は
カフェインは1日、2〜3杯でしたら大丈夫と思われます。
 
不妊専門治療院の経験からアドバイス
カフェインをまったく取らない生活は必要ありません。
なぜならカフェインをやめて、その後妊娠した方はいないからです。
 
妊娠しない方にはそのほかに原因があります。
しかし、
我慢せずにカフェインを取らないで生活ができる方はそのままで良いでしょう。
 
よくデカフェはどうですかと聞かれますが
美味しく飲んで、心身とも元気になってほしいので
通常のコーヒーが好みであれば、あらためてデカフェにせず
2〜3杯美味しく飲んでくださいと伝えます。
 
デカフェが好きな方は飲んでくださいね。
 
気にかけてほしいこと
空腹のコーヒーは避けてください
着床時期は少なめに
生理初期も少なめに
過剰接種は避けてください。
 
どうしてもカフェインが気になる方は取らないでもいいですし
我慢を続けるようでしたら時々飲んでも良いと思います。
 
身体に、こころにカフェインを効果的に作用として身につける方法を考えると
妊活に良い影響をもたらすと思います。
 
基本はおいしく、食べて、飲みましょう。
食欲は元気の源です。
そして、日常の生活は楽しく

カフェインの作用とリスク、1日の量、その他の妊活に良い飲み物を
知りたい、妊活に役に立てたい、ご主人の影響を聞きたい、
不妊を改善する食事や栄養を知りたいと思われましたら
初回の体験施術にお越しください。

必要なカフェインの質と量、お勧め飲料、
不妊の改善に効果的な栄養や食事などあなたの体質に合わせた
アドバイスをいたします。

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葉酸と妊活


妊娠に必要な栄養素として
代表的な葉酸。
 
葉酸は必要だと認識している方は多いですが
不妊治療にどのように必要なのかは
あまり知っている方は多くありません。
 
わかりやすくご紹介しますね。

 
葉酸を多く含む食品
レバー(牛・鳥)
枝豆
ブロッコリー
抹茶
ほうれん草
焼き海苔
イチゴ
さつまいも・・・
 
働き
細胞(DNA)の形成
細胞分裂や成長に関係
赤血球作成
卵子の成長
タンパク質の合成
着床(血液の流れ)
妊娠初期の赤ちゃんの神経系の形成
 
葉酸とは
ビタミンBの一種です。
ビタミンBは身体の活性化、新陳代謝に関係する栄養素ですね。
その作用も含まれています。
 
1日の摂取量の目安
推奨は400μg /日
(厚生労働省:18歳以上の推奨は240μg)
 
過剰接摂取になることはありませんが
上限は1日、1000μgです。
 
食品の400μg
とりレバー:焼き鳥1本
ほうれん草:2束
ブロッコリー:19房
いちごは29粒
 
意外と量は多いです。
なので食品だけで取ろうとすると無理があります。
それが毎日ならなおさらですね。
 
葉酸はサプリを補助としてとりましょう
サプリメントには合成型と非合成型(天然のビタミンB /葉酸塩)があります。
 
一般に目にするものは合成型です。
合成型はそのまま身体の作用として働くことがあまりできません。
それは肝臓などを介したステップが必要だからです。
(非合成の葉酸塩のものはそのまま作用します)
 
服用している割には効果が高くありません。
なので、基本は食品をメインにして、あくまで補助として
サプリを利用してください。
 
まとめ
葉酸の作用は細胞の合成、血液の流れ、
妊娠初期では赤ちゃんの神経系形成
 
貧血や胃潰瘍、がん予防、認知症などにも効果が考えられています。
 
卵子の質や排卵、着床などにも関係が多くありますので
忘れずに摂っていきましょう。
 
食品でとる1日の摂取量は多いので、サプリを利用。
注意してほしことは、サプリをメインにしないこと。
あくまでも食品で摂ることが基本です。
 
栄養は細胞と直接に影響します。
卵子の質、子宮環境、内膜の質などにも
必要な要素です。
 
当院はお伝えしております。
「最良の薬は食事」
 
食事や栄養素
何をどれだけ摂ればいいのか
栄養を知りたい
妊活に役立てたい
何を食べたら良いのか迷っている・・など
 
食事や栄養について、
妊活に役立てたい
知りたいと思われる方は
体験施術にお越しください。
 
体験施術は食事相談も含まれています。
1日も早く希望が叶うことを願っております。
 
体験施術についてはこちらを参考にしてください。
お待ちしております。 
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鉄分と妊活


妊活に必要な栄養素はいろいろありますね。
基本はバランス摂取してほしい。
 
今日は妊活でよく話題になる栄養素
「鉄分」についてお話ししますね。
 
鉄分はミネラルです。
よく聞く栄養素ですとカルシウムも同じです。
 
鉄分には「非ヘム鉄」「ヘム鉄」があります。
 
「非ヘム鉄」は植物性食品に含まれ
「ヘム鉄」動物性食品に含まれています。
 
これ食物に含まれている量と吸収率に違いがあります。
「非ヘム鉄」はほうれん草・小松菜・ひじきなど
「ヘム鉄」はレバー・マグロ・卵・アサリなど
 
健康診断で鉄分の項目がありますが、テェックしていますか。
鉄不足と聞くと貧血が一番に思いつくでしょう。
 
鉄分の作用と不足
鉄分の作用はヘモグロビンを作るミネラルです。
呼吸で得た酸素を全身へ送る作用を担っています。
 
鉄分が不足すると酸素を送る量が少なくなり、細胞に供給されず
細胞の働きが低下します。
それはエネルギーが低下することになります。
卵子の成長に影響されることがあります。
 
新陳代謝が低下し、疲労が慢性になったり、自律神経の不調や頭痛など
精神的には落ち込みやすくなる、集中力が長続きしないなど
なんとなく身体の不調が現れます。
自律神経に影響されホルモン作用に影響されることがあります。

 
鉄分の摂取量
1日の鉄分摂取量は一般に10.5mg推奨されています。
例えば
ほうれん草20gは2.0mg
とりレバー100gは9.0mg
 

吸収率が違います。
吸収率も知っておくと、食べる量の目安になります。
 
「非ヘム鉄」は2〜5%
「ヘム鉄」10〜20%
これだけの差があります。
 
鉄分の必要量
鉄の必要量は生理の回数や量にも関係します。
経血の量が多いと内膜も厚い可能性があります。
その分内膜が剥がれるので、血液の量は多くなります。
 
また、不正出血や生理の回数が多い方も多くなります。
自分の生理を知っておくと、鉄分の量の目安になります。
 
量や吸収率を考えると
「ヘム鉄」を優先的に摂取のすればいいのかな・・・と
思われるかもしれませんが
同じものばかり食べていると、それはバランスが崩れてしまいますので
「非ヘム鉄」もとってください。
微量栄養素も違います。
 
身体の作用
鉄分の身体の作用は血液の流れに直結します。
妊活には大事な栄養素であるのと同時に、不足している方が
3人に1人と言われています。
 
これは生理があることと、食物に入っている量が少なく
何より食卓に乗る頻度が少ない食べ物だから、忘れてしまうからです。
 
振り返ると、1週間ぐらい鉄分が入った食物を食べないでいることがよくあります。
毎日、鉄分は取れたかな・・・と気にかけてくださいね。
 
一緒に摂る
ビタミンC
ビタミンCと一緒に食べると鉄分の吸収率は上がります。
キュウイなどおすすめです。
 
タンニンを多く含むものは吸収率を妨げます。
緑茶やコーヒーなど。
 
鉄分と話題になるのはフェリチンです。
妊活では「フェリチン」も大切な栄養素です。
「フェリチン」についてはいつかお話ししますので
「フェリチン」があるということは覚えてくださいね。
 
まとめ
鉄分が妊活に必要なことは伝わりましたでしょうか。
血液の流れに関係する栄養素です。
 
卵巣や子宮に酸素と栄養を多く含んだ血液を送り届けることは
卵胞の質にも関わります。
 
鉄分はそれほど大切な役割をしていますが、忘れやすく
食べ物にはそれほど多く含まれていません。
吸収率も高くはありませんので、毎日
気にかけながら摂取してください。
 
鉄分が身体の働きになるには、毎日少しづつ摂取し続けることが
一番効果的です。
 
当院は患者さんにお伝えしています。
最良の薬は「食べ物」
 
赤ちゃんを授かるには食べ物は最良な方法です。
 
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夕飯の食べ方


あなたは毎日の夕飯は何時ですか。
 
仕事をしていると8時や9時になっていませんか。
仕事がない時は
例えばご主人に合わせるとさらに遅くなって食べることがありませんか。
 
夕飯が遅いと卵巣の発育に影響があるとしたら、どうしますか。
実はあるんです。
 
消化器
それは、お腹の中に消化しきれなかった食べ物があると
就寝中に、消化を促すために活発になります。
本来なら身体はリラックスしている時ですが
それができなくなります。
 
メラトニン
睡眠中に分泌されるメラトニンに影響。睡眠を促すホルモンです。
消化器が動いているとメラトニンの分泌が抑制され、睡眠の質が低下します。
レム睡眠とノンレム睡眠のバランスが崩れます。睡眠が不安定になります。
 
インスリン
インスリンの作用である血糖値が上がることで、睡眠のバランスが取れなくなり
覚醒しやすくなります。
そして、体重増加もあります。

 
妊活に与える影響
ホルモンバランスが変わる。
成長ホルモン分泌に影響を与えるため、
卵子の成長や着床などの働きが低下
エストロゲンやプロゲステロンなどのバランに悪影響を与えます。
 
ホルモンは身体の中の量を脳や器官で調整しています。
こっちが多いとあちらを少なくするなどして、
時間帯や活動に合わせています。
 
睡眠に入ろうとした時に、胃のなかに消化するものがあれば
消化を優先的にします。
 
本当は消化器が落ち着き、成長ホルモンの働きを促したいところなのですが
それができないので、ホルモンのバランスがよくないわけです。
 
朝食を食べないことにもなる
夕飯が遅く、しっかりた寝ると
朝はお腹が空かないので、朝食を抜く習慣になります。
 
お腹が空かないと食べたいと思わないですよね。
 
朝食を食べないと、代謝が低下し疲労が蓄積したり、思考が低下したり
身体の働き全体に元気がなくなります。
 
代謝が低下すると卵子の成長にも影響がある可能性があります。
 

改善方法
・就寝前の3時間前には食べ終える
・どちらか遅い帰宅であれば先に食べる
・夕食後はゆっくりする
・果物を少なめに(糖質摂取が多い方)
・腹八分目まで
 
仕事をしながらの妊活は時間に追われる毎日です。
食事は細胞が元気に働くためのエネルギーの素
 
エネルギーが少ないと、身体の働きをするために
省エネにして最低限のエネルギー消費でまかないます。
 
これでは細胞に栄養や酸素が十分に届けることができません。
 
翌日の身体の働きは前日の夕飯からつながっています。
そして、夜は卵子の成長に適した時間帯です。
 
食事は妊活に大きな良い働きを促してくれます。
だけど、食べ方を間違えると、大事な卵子や子宮に
よくない影響にもなります。
 
今日から食事を妊活に役立ててくださいね。
 
毎日の妊活をおふたりで乗り越え、新たな家族の生活を楽しんでくださいね!