お知らせ & 妊活ブログ
病院の受け方で変わる
すでに病院へ行かれましたか。
それとも考えているところでしょうか。
病院の受診の仕方で、妊娠率に変わりがあるので
お伝えしますね。
最初に
半年、タイミング法で思ったように授かれない場合は
病院へ行きましょう。
・病院だからわかること
基本的なホルモン値
構造(卵管や子宮)
筋腫や内膜症など
確認できます。
自覚症状がないので、検査をしないとわかりません。
病院のありがたいところですね。
特に
採血は数値で
画像検査(エコーや内視鏡)は視覚で確認できるのでとってもわかりやすいです。
そして治療をすぐ受けることができます。
ほとんどの方は、ホルモン値は安定するでしょう。
・説明を受ける
自分の体はどうなっているのか、担当医から説明を受けます。
詳しい説明をくれる時と
大まかな説明の時があります。
これは、病院体質もあれば、医師の考えや性格でも変わります。
このことを理解して受診されると
聞きたいことが聞けると思います。
病院はひとりにかける時間が短いです。(その一つは保険診療のため)
そのため、必要なことだけの説明になるでしょう。
医師は、例えば細かく説明すると理解できなかったり、
混乱したりする可能性があるからとした考えです。
性格は医師も人間です。丁寧な人、早い人、話の整理が上手い人
時間を大切にする人、臨床より研究が好きな人
それぞれだからです。
・初診はご夫婦で
病院により受けられないところはありますが、
できる限り初診はお二人で受けましょう。
医師の説明はふたりで聞くことで、理解の仕方が違うからです。
一人ですと、聞くことばかりに気がとられ、
わからないことや言葉の意味などを聞き逃すからです。
質問することはできないでしょう。
初めてのことです。
医師と一対一は誰でも緊張するもの。
二人いれば、緊張感も半分になります。
また、男性のことも会話にあるので、男性も直接聞くことで
自分こととして聞けるでしょう。
医師の話にはヒントがあります、余裕をもって聞けるようにしてみましょう。
・定期受診でも検査数値は知りましょう
病院によっては検査結果用紙をいただけない場合はあります。
例えば、経費節約、人手不足、説明は口頭で十分など
病院側の理由があります。
特に定期受診ですと、「大丈夫」「良くなった」と
大まかな言葉で終わります。
何が「大丈夫」なの・・
忙しそうにしている医師ですと、聞きにくいと感じてしまいます。
一度、聞いてみると次も聞けるようになるので、最初の一回目は
勇気をもって聞いてみてください。
二人の時の方が聞きやすいかもしれませんね。
・治療の希望を決めておく
病院の説明を受けて、これからの妊活方向を決める場合があります。
検査しないとわかりませんので、その時は医師と相談して決めましょう。
そうはいってもおふたりのご都合もあると思います。
今はどのような治療を受けたいのか決めておきましょう。
タイミング法、人工授精、体外受精
それぞれの理由。
決めていかれると、医師の説明もわかりやすくなります。
医師もアドバイスをくれるかもしれません。
・妊娠率を上げる関わり方をそれぞれお話しします。
「病院だからわかること」
人の体は医学で全て理解されているものではありません。
ホルモン値が基準値であっても卵子が成長しない
採卵してみたら大きさは良いが空胞だった
LHサージのホルモン値上昇があっても、排卵したのかわからない
着床後の子宮の働き
など、一部でしかわからないことばかりです。
検査数値は基準値にあることが望ましいです。
しかし、ご自身の体の生理作用とホルモンがどのように
働き、関わっているのを知ることが必要になります。
それが検査したことで結果につながります。
「説明を受ける」
大まかな説明にはシンプルな良い面もありますが、
自分の体のことを自分が変わっていると、対策をたてられます。
大まかな表現を聞いた時、「どういうこと?」と
思われることがあるでしょう。
そのことに気づき、聞くことです。
そこに気づくことがとっても大切なところです。
それが、自分の体をわかりやすく理解できる様になります。
また、治療が医師任せにならないでいられます。
委ねるところは委ねますが赤ちゃんを授かることができるのは
おふたりだけです。
医師とともにその日が来るまで一緒に歩んでいく気持ちでいてください。
「初診はご夫婦で」
初めての病院、医師、治療なので緊張します。
これからの妊活を乗り越えるためにも、
医学知識やお互いの意思を共有しましょう。
医師から説明はその場で聞くことで、捉え方が変わります。
女性が聞いたことを自宅でご主人へ説明するとでは
内容の質に違いがでてしまいます。
妊活はふたりの希望を叶えることです。
そのためにも共有しながら活動することが必要なことです。
「定期受診でも検査数値は知りましょう」
自分の体がどうなっているのだろうが
はっきりわかるので
数値はできる限り用紙でもらいましょう。
口頭のみの病院でしたら、メモしましょう。
その蓄積した変化が次の対策になります。
何が大丈夫で、何が良くなったのかはわかりません。
せっかく検査を受けたので何が変わったのかの結果は知りたいもの
そしてそれがこれから先にどういい影響になるのかを知ると
次への意欲にもなりますよね。
定期受診は良いところはそこです。
変化を知れることで、妊娠率が上がります。
継続は力なり!
「治療の希望を決めておく」
おふたりで話すことが必要ですね。
その時間をつくることも妊活です。
こう思っているだろう・・
とお互い思い込んで話さないと、いつしかギクシャクします。
それは妊活がうまくいっていない時ほど起こります。
難しい決断で少なくして
時間や仕事、予算などお互い理解しながら
どうしていきたいのかなど希望や雑談にしてください。
早くお子さんが欲しい
体外受精はまだ
仕事が忙しいから、タイミング法から
ご夫婦でもそれぞれの都合があります。
大きな方向性だけは決めておき
柔軟に対応しながら受けていかれるようにしていかれると
妊活の負担が軽くなります。
・まとめ
病院を受診し、自分の体を数値や画像で知ることは
しておきましょう。
医学的な根拠はあった方が良いです。
しかし、全て医学でわかることはできません。
それは、人の体には生理作用という働きがあるからです。
体に必要な物質があっても、その作用の働きで生命は成り立っています。
自分の体を知ることで、対策ができる、そして病院に依存しない
ふたりが主役の妊活になります。
二人で乗り越えるには共有です。
それぞれの都合はあるものです。
妊活は継続が大きな力となります。
気持ちが落ち込んだりして、もうやめたい
と思われることがあるでしょう。
でも、赤ちゃんはあきらめることはできません。
病院へ通い、体に気遣い、気持ちは共有しながら
継続していけるようにしましょう。
授かりたいのに授かれないご夫婦をゼロにする!