お知らせ & 妊活ブログ

夫から言われ・・・妊活やめます


当院へ通い始めて、6ヶ月目のことです。
 
電話で
妊活をやめます・・・
 
突然のことでした。
当院へ来る前に3年間妊活をしていました。

そして、最後に気になることすべてしようと思い
当院へ来られました。
 
とても意欲的でした。
 
わたしは何があったのだろうと思いました。
 
電話の先では泣いていました。
 
泣いていたので、
電話では話を聞くことはできないので、よかったら
話を聞かせていただける日にちは取れますか?
 
「明日は行けます」
 
明日、当院へお越しいただくことになりました。
 
やめたいと意思を表しているので、そのままでも良いのですが
ご縁があり当院へお越しいただいた方
悔いのない妊活をしてほしいので
可能な限り対応することを心がけています。
 
話の内容は
病院へ行く話をしたら、突然、ご主人はそこまでしたくないという考えでした。
 
だから、もうやめますとなったんですか
と聞くと
 
「そうです」
 
 
妊活で大変なことの一つが
ふたりで活動をすることです。
 
今回のように意見が合わないご夫婦はたくさんいらっしゃいます。
 
やめる決断をする時に
最終的に決めるのは、ご主人の意見が認められるケースが多くあります。
 
どちらの意見を取り入れ、決めるかはご夫婦の関係性次第ですので
どちらでも構わないことですが
 
ここで、当院が聞くことは
 
このままやめて、後悔はありませんか?
今日までやり切って来られましたか。
 
そのようであれば、ご主人の意見を受け入れてはどうでしょう。
 
でも、あなたが赤ちゃんへの思いとやり切っていないことがあるのであれば
もう一度、ご主人と話し、お互いの意見を言い、聞くことをしてください。
 
それは、例えば、
 
「病院へいくほどしたくない」とご主人の言葉は
大まかな表現です。
 
「病院へ行くほどしたくない」ということは
どういうことなんでしょう。
 
病院へいって、女性の体に負担かけたくない
病院へいって、お金を使いたくない
病院へいって、時間が取られるからどこにも行けない
など、
その言葉の意味を聞くことです。
 
一般的に「病院へ行くほどしたくない」と聞いたら
そこまでしたくないから仕方ないと考えるでしょう。
 
これは、話を聞いていないことになってしまっています。
 
「病院へ行くほどしたくない」という意味を
聞いた奥様が「やめる」という言葉に強く反応してしまうからです。
結果だけが印象に残ります。
 
そして、やめないといけない、という判断になります。
 
当院は「後悔」はしてほしくない
これはとっても大事ですので必ず伝えます。
 
それは、妊活をやめた後にも、おふたりにとって
やり切ったことの意味がこれからお二人の時間に
豊かな時間となると考えているからです。
 
その後、ご夫婦は1ヶ月かけて3回話し、
ご主人は「やめたい」のではなく
自分も奥さんも年齢が高いから、育てられるか心配だったようです。
 
それをお互い共有したことで、妊活が再開されました。
 
それから、鍼灸治療10ヶ月目に体外受精で妊娠
翌年に出産を終えました。
 
当院へとても元気な赤ちゃんを連れてこられました。
ご夫婦に感謝!
 
まとめ
今回のようにおふたりの考えがわからずに
突然の言葉にびっくりするケースがあります。
妊活はふたりで行うことが必要です。
自分の考え、ご主人の考えを共有することは定期的にしたほうが良いでしょう。
 
そうでないと
女性が一人で妊活をしていることになりかねません。
 
いろんなご事情があるのは承知しています。
 
その上であえて当院は、これからの先のことを共有しながら
話し合いをお勧めしています。
 
しかし
話し合いになりづらいご夫婦もいらっしゃいます。
その場合は、必要最低限の協力を得ながら、活動をすることが
余計なストレスがかからずに済むかもしれません。
あまりオススメはしませんが、それもお二人の関係性です。
 
話は結論を出すための話し合いは必要な時だけにすることも大事です。
 
ふたりが協力体制だと
女性の負担が軽減し自律神経の安定が見込め
卵胞の質に良い影響となります。
 
妊娠率が上がり流産の予防になる
お互いを知ることは子育てにも良いことになります。
 
毎日の妊活をおふたりで乗り越え、新たな家族の生活を楽しんでくださいね! 


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