お知らせ & 妊活ブログ

妊活と鉄 栄養素


不妊の原因になる栄養素は非常に大切で欠かせないものです。
栄養素のひとつ「鉄」は妊娠を望む女性にとっては生理周期や排卵、着床に
重要な栄働きをしています。
 
鉄分についてみていきましょう。
 
目次
・不妊と栄養
・鉄の基準値
・鉄の作用
・鉄の取り方
・鉄を効率よく吸収する方法
・鉄がとったほうが良い人
・鉄のメリット、リスク
・鉄分の吸収率
・まとめ
 
 
・不妊と栄養
不妊の原因には栄養素があります。栄養素は身体を作るだけでなく
身体の基本的な働きを促す作用があります。
 
今回な栄養素の中でも必要とされている
鉄分についてみていきます。
 
鉄分は酸素の運搬、エネルギー産生、細胞の合成などが主な働きです。
 
鉄分は妊娠を望む女性には特別で必要な栄養素です
その基準値や作用、取り方などによって効果に違いがでます。
 
鉄分が不足していると、生理不順、重い生理痛、卵子の成長、排卵障害などを引き起こすことがあります。
鉄分で思いつくことが貧血ですね。
血液中のヘモグロビンが不足すると貧血となります。
主な症状は疲労、めまい、動悸、顔色が良くない、氷を食べたがる、など。
 
貧血は全身へ酸素を運ぶ量が減り、栄養素も届けられる分が少なくなります。
その結果、ホルモンの調整ができずに、卵子の成長に影響をきたします。
そのほかには男性の生殖器の機能を低下してしまいます。
 
 
 
・鉄の基準値
基準値:成人女性では10,5mg/1日とされています。
妊娠初期:プラス2,5mg
中期以降:プラス9,5mg
妊活中の鉄分は血流に関係があるので、常に取れているか意識した食事を心がけることで予防ができます。
 
 
・鉄の作用
血液を運搬:ヘモグロビンの働きとして酸素を身体全体に運ぶ役割があります。ホルモンを必要なところへ送り届けられます。
 
エネルギーを作る:血液内のヘモグロビンが運動中に必要なエネルギーを作り出します。代謝が上がると卵子細胞が活発になります。
 
免疫機能:感染したときに免疫を活発にします。これは白血球に関係しているためです。よく言われることは着床を妨げる働きが起こることです。
 
やる気:脳細胞間の神経伝達物質を作るときに必要なのが鉄です。足りているとやる気になったり楽しい気持ちになります。妊活のストレスが蓄積した時に、イライラしたり、落ち着かないなど交感神経が強くなる可能性があります。
 
・鉄の取り方
基本は食材から摂取してください。
ヘム鉄と非ヘム鉄があります。
ヘム鉄は動物性食品です。肉、レバー、赤みの魚、カツオ、アサリ
非ヘム鉄は植物性食品です。豆、穀物、野菜、プルーン、小松菜、納豆
ヘム鉄は非ヘム鉄の役5倍以上、消化管から吸収します。
非ヘム鉄は毎日取り、ヘム鉄は週に1〜2回取れるようにしてください。
 
 
・鉄を効率よく吸収する方法
鉄の吸収を上げるには、ビタミンCを一緒に摂りましょう。
キウイ、オレンジ、ブロッコリーなど
 
逆に
吸収を妨げるものは
タンニンを含む飲み物。コーヒー、紅茶、ウーロン茶
飲んではいけないというわけではありませんが、
特に空腹の時に飲むのは避けたほうが良いかもしれませんね。
 
 
・鉄がとったほうが良い人
月経量が多い、回数が多い、固まりがある、流産経験がある
妊活中、妊娠中の方です。
出血が多いと必然的に鉄分が失われますので、日頃から摂取してください。
 
妊娠中の方も同様で、赤ちゃんに鉄分を与えるために必要です。
妊活中の方は卵子に成長、子宮環境を整えるためには絶対に必要です。
 
運動する方は鉄分が失われるので、毎日意識して取るようにしてください。
 
・鉄のデメリット、リスク
過剰な鉄分の摂取には気をつけてください。
1日40mg以上ですと摂り過ぎている可能性があります。
食物のみで摂取していればそんなことはないのですが
サプリを併用していると、気がつかないでいることがあります。
 
主な症状は、疲労、下痢、腹痛、肝臓機能低下などがあります
 
妊活中の方はなるべく食物から摂るようにし、取れないときは
サプリを利用しましょう。
その時に含有量を把握してくださいね。
 
 
・鉄分の吸収率
意識して食べているけど一向に鉄分が増えない
そんなときは鉄分の吸収率が関係しています。
食べた分全て身体に吸収されるわけではありません。
ヘム鉄:10〜20%、タンパク質に含まれているため身体に
吸収しやすい構造だからです。
非ヘム鉄:2〜5%。
 

・まとめ
妊活における栄養素として鉄分は必要です。
血液の流れ、細胞の代謝、卵子の成長や内膜を厚くする
生理周期を安定するなど、妊娠する作用と密接に関係しています。
 
鉄分の吸収率は低いので、ヘム鉄と非ヘム鉄を意識した上で
毎日気をつけて摂るようにしてください。
ビタミンCを一緒に食べると吸収率は上がります。
 
妊活に必要な栄養素、卵子の成長に欠かせない栄養素
流産予防のための栄養、
妊活に必要な栄養素や自分は何を取ればいいのか
迷われている方は
体験施術でお聞きください。
 
あなたに合った
食べ物や栄養、摂り方などをアドバイスいたします。
 
体験施術の詳しいことはこちらを参考にしてください。
 http://www.saitama-harikyu.jp/smart/inqfm/general/
 
授かりたいの授かれない人をゼロにする! 

過去の記事

全て見る