不妊FAQ

採卵は卵子がいつもひとつしかとれません。たくさん取れる方法はありますか

必ずたくさん取れるという方法はありません。
卵巣やホルモン値、年齢による影響があるからです。
排卵誘発剤を使用してたくさん取れる方と取れない方が
おりますがその差はホルモンや年齢、卵巣などの
状態で違いますし、体質的なところもあります。

たくさん数が取れるとそれだけ妊娠する可能性は
あがりますが、そうでない場合もあります。
それは卵子の質です。理想は質がよくたくさんとれる
ことがベストです。

年齢が高いとたくさんはとれない傾向ですが、これも
人によります。35歳で6つ採卵ができ、4つ受精する
方もいます。

たくさん採卵できる方法は医学的にありませんが
体質を変えることでその可能性を上げることは可能です。
そして何より数も大切ですが質も気にして体質を
良くして採卵へ挑んでください。

体外受精と顕微授精のちがいを教えてください

受精する方法がちがうだけでほかは同じです。

体外受精は卵採卵した卵子に精子を振りかけますが
顕微授精はガラス管に一匹の精子をいれ
直接卵子へ注入します。

体外受精をすすめられました。流れを教えてください

生理周期を整える・もしくは採卵のために服用や
注射で調整します。(自然の場合もあります)

精子は当日持ち込むか病院で採精します。
採卵した卵子に精子をふりかけ、培養液の中で
受精を待ちます。
移植できる受精卵は初期胚で移植もしくは凍結卵で
保管します。

その後は定期的に診察を受けるか、判定日まで
待ちます。ここは病院や個人の状態により
変わります。

排卵の時の薬が心配です

薬のことは薬事法で決まられていますのでお答えは
出来かねます。担当医もしくは薬剤師にお聞きください。

不妊症で使用される薬の種類や副作用などは知識や
経験上理解しています。

鍼灸や整体で薬の効果を上げる、副作用を抑える治療は
可能ですのでご相談ください。
生薬やサプリその他についてはなんでもお聞きください。

人工授精を3回しましたが妊娠しません。体外受精を受けようか迷っています

人工授精で妊娠しないから体外受精をするという流れは
おすすめいたしません。

まずはなぜ人工授精で妊娠しないのか担当医と他に
相談できる専門の方に相談や話をして下さい。
ステップアップ式といわれますがあなたにとっては
アップしないかもしれません。

体外受精はダイナミックな治療なので一番妊娠率が
高いと思われがちですが、そうではありません。

妊娠する方法の選択肢のひとつです。現状を見極めて
必要であれば体外受精も効果的です。

当院は病院の治療は理解しています。
さらに妊娠体質のつくり方も知っています。
そしてあなたの話をしっかり聞く、役割で患者さんと
向きあっています。遠慮なくご相談ください。

人工授精と体外受精のちがいを教えてください

受精の方法がちがいます。
人工授精は採精した精子を洗浄・濃縮して子宮へ注入
します。その後は自然なので比較的人口で行う処置は
少ないです。

体外受精は採卵と採精して精子は洗浄・濃縮した後
卵子にふりかけ、培養液の中で受精を待ちます。

移植可能なレベルにある受精卵を子宮へ戻すまたは
凍結卵として保管します。
移植のする受精のレベルは病院によりちがいます。

人工授精とタイミング、どちらが妊娠率が高いですか

お二人の体の状態によります。
卵子や精子に問題がなく夫婦生活ができるのであれば
タイミング法で十分です。

なにかの原因で夫婦生活ができないようでしたら
人工授精はメリットがあります。

ただし、人工授精は精子を洗浄して子宮へ注入するので
精子に負担が生じます。
その際に機能が低下する可能性はあります。まずは
タイミング法で6ヶ月間できる限りのことをして下さい。

夫がタイミングをとりたがらないです。どうしたらいいでしょう

タイミングで一番難しいことは性交ができないことです。
拒むのはほとんど男性です。疲れた、その気にならない
自信がない・・など。

デリケートなことなのでどうしてとらないの?
と伝えたところで、その気になりません。
そんな時はお二人で将来にむけた妊活のことを話すことが
大切です。

雑談風に軽く話して情報を共有してください。
当院は妊活コーチングでこの問題を解決しています。
一度ご相談ください。

性交をとるには排卵前と排卵後、どちらがいいでしょうか

排卵前に精子を卵管へ準備させておきたいので、
排卵前が適切です。
さらに排卵前後は一日起き程度に
タイミングをとりましょう。

卵子が受精できる期間は数時間です。
排卵時をピンポイントにはわかりませんので
数回タイミングをとることで可能性が上がります。

生理不順で排卵日がわかりません?タイミングはいつとればいいでしょうか

最低6ヶ月間基礎体温表を見てください。ご本人の特徴
があらわれていると思われます。

基礎体温は測る場所や時間、測り方により変わるので
あてにならないといわれることがありますがそんなことはなく
ちゃんと分析できる方がみると、ヒントがみられます。

それには6ヶ月間のグラフが必要です。
私どもは基礎体温表からタイミングの時期をアドバイス
しています。
基礎体温表だけでなく他の方法も併せてみると良いでしょう。

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